労働力輸出、およそ10万7000人を海外に送り出す新記録を樹立
2015年01月12日付 VietnamPlus 紙
労働傷病兵社会省の外国労働管理局による最も新しいデータによると、2014年は全国で10万6840人の労働者を海外に送り出した。これは計画の9万人を18.7パーセント上回り、この記録は近年で最大のものである。
リビアの政治的不安定や韓国市場が依然としてベトナム人に労働の門戸を完全には開いていないなどの理由から、2014年のベトナムの労働力輸出は多くの困難を抱えているというのが以前の評価であった。しかしながら、2014年の台湾(中国)への労働力輸出の数字は過去数年と比べて突然大きく伸び、その結果目標を超える6万2124人に達した。これは2010年に台湾に行った労働者数のおよそ2倍である。
このように、外国への労働者数の約60%を占める台湾は、2014年のベトナム人労働者の最大の受け入れ先である。日本、韓国、マレーシアも2014年の労働力輸出で大きな数字を占める市場である。
2014年、日本の市場は1万9766人、韓国は7242人、マレーシアは5139人、マカオ(中国)は2516人、中東は6452人、アフリカは1684人、ロシアと東欧で併せて1255人の労働者を受け入れた。
2015年に入り、ベトナムは大規模市場をさらに開発する傍ら、いくつかの分野についてアンゴラやサウジアラビアとの協定に締結し、ベトナム人労働者にとって、安全で高所得な条件を準備することで、アフリカや中東への労働力輸出を強めるとみられている。
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( 翻訳者:土岐健太、西田雄一 )
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