２月14日、国家主席府において、チュオン・タン・サン国家主席はフイン・ゴック・ソン国会副議長、第５軍区元司令官の将級を中将から上将に昇格する決定を授与した。
　式典においてサン国家主席は、ソン氏の将級への昇格決定は50年に亘る革命活動における同氏の貢献に対する党、国家、人民からの高い評価が認められた結果であり、同時に、幹部、人民武装勢力の戦士、国会の各機関全体の喜びでもあると強調した。
　ソン氏は1965年から革命に参加し、ベトナム人民軍において指揮官としての多くの地位を経て、抗米救国戦争から祖国防衛戦争までの間に、連絡員兵士から第５軍区司令官としてそれぞれの任務のなかで課された業務において常に「ホーおじさんの部隊」の一人として資質高く、しっかりと本領を以て指示を行い、革命および祖国の建設と防衛事業のため傑出した多くの貢献を果たした人物である。
　明確な革命道徳を保ちつつ、ソン氏は国会副議長の地位においても、国会のその他指導者とともにすべての分野における業務の質の向上を目指し引き続き刷新を行うよう国会および国会の各機関の活動を指導した。その中には、国土の工業化・近代化と国際社会への参入を推進する時代における国防・安全保障、武装勢力と祖国防衛の構築の任務がある。
　サン国家主席は、ソン氏が引き続き祖国と人民に資するべく道徳、知恵、本領を維持、発揮し、あらゆる任務を見事に完遂することを確信している。
　ソン上将は、重責ある将級を授与されたことについて党と国家の指導者に謝意を表明するとともに、党と国家の指導者および軍の同僚が50年の軍務において条件を整え支援してくれたことに感謝を述べた。
　ソン上将は、いかなる地位にあっても、党、国家、人民の信頼に叶うよう、委ねられた任務を完遂すべく懸命に奮闘すると強調した。

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（ 翻訳者:佐久間るみ子 ）
（ 記事ID:1292 )