３月12日午前、ハノイにおいて、党中央経済委員会のヴオン・ディン・フエ委員長主宰の下、同委員会はロンタイン国際空港プロジェクトに関する専門家からの意見聴取を行うワークショップを開催した。
　この重要なプロジェクトに関する党中央経済委員会による第二回目のワークショップでは、専門家、科学者、管理者、党と国家の元指導者らがフエ委員長の提起する10件の問題点について集中的に討論を行った。
　それによれば、専門家、科学者らはロンタイン国際空港建設の必要性を明らかにし、同空港が地域の国際空港と比較した場合の長所と短所および国際的なハブ空港となるチャンスと可能性の評価に集中した。また、ロンタイン国際空港プロジェクトの計画の整合性、同空港が経済部門と技術部門、特に観光、航空産業、都市発展をはじめ国の経済社会発展に及ぼす影響についての評価を行った。
　専門家らはプロジェクトの規模と投資の時期区分について、土地使用のニーズと土地収用の際の補償案、ベトナム企業の参加可能性、環境対策についてしっかりと評価を行った。また、プロジェクトの各項目への投資配分と総投資額、プロジェクト実施時の資金調達案、財政バランス能力、公的債務に与える影響の度合、プロジェクトの社会経済効果、プロジェクトの債務返済能力などについて評価を行った。
　ワークショップでは、ロンタイン国際空港への発展に向け、国際ハブ港の建設、管理、運用に関する世界各国の経験についての意見を共有した。また、国の国防・安全保障を確保する問題、飛行の管理と運用における協力、プロジェクトの特別なスキーム内容に関し意見を聴取した。
　ワークショップの後、引き続き党中央経済委員会は、交通運輸省党幹事委員会（訳注：省内の党委員会）および各関係機関との間でこの重要なプロジェクトについて協議を行った。

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（ 翻訳者:佐久間るみ子 ）
（ 記事ID:1293 )