財務省と教育訓練省は、入学試験の試験料及び選抜料(学生募集の手数料)における徴収額、徴収・納入・管理と使用の制度に関して規定した合同通達第40号（2015年）に署名した。
　その通達によると、試験結果を中級専門学校、高等専門学校、大学の入学の書類審査のために使用するという目的で国立高等学校での試験を受ける受験生は、試験料を１試験科目あたり３万5000ドン、選抜料を１書類あたり３万ドン納める。
　大学、高等専門学校、中級専門学校でじかに選抜されるか書類審査される受験生は、１書類あたり３万ドン納める。
　分野別あるいは独自の選抜をする学校の入試に応募した受験生は、書類審査方式の入学試験ならば、費用は１書類あたり３万ドン。試験によって選抜する学校に応募した受験生は、専攻が文化系の科目の試験は１試験科目あたりの費用は３万5000ドン、分野別の試験は１書類あたり30万ドン(全ての分野別科目を含む)かかる。
　国防・公安系の学校の一次選抜試験に申し込んだ受験生は、上記の規定に従った試験料、選抜料の他に、一次選抜試験申込時に１書類あたり５万ドン払わなければならない。
　通達では、大学院の修士課程、博士課程の選抜の申込料のことも規定されている。具体的には、試験の申込料は１人１書類あたり６万ドン、修士課程の試験料は１科目あたり12万ドン、博士課程の選抜料は１人１書類あたり20万ドンだ。
　国家予算での海外留学の選抜に申し込む受験生は、１人１書類あたり20万ドンの選抜料を納める。
　通達は５月11日から発効する。ただし、４月１日以降の入学試験申込書類に関しての料金は、この決定が適用される。

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（ 翻訳者:石前亜希 ）
（ 記事ID:1303 )