４月９日、ホーチミン市にて、ブー・アー・ジン奨学基金(ホーチミン共産青年団中央)は、困難な環境にありながらも学習で優れた成績を収める意欲のある少数民族の生徒や学生に、220人分の奨学金を支給した。
　支給された生徒・学生らは、体育師範大学、ベトナム青少年学院南部分校、ホーチミン市大学予備大学、ホーチミン国家大学で学んでいる優秀な生徒・学生である。
　大学生への奨学金は一人あたり150万ドン(訳注：約8330円)で、中級専門学校生や大学予備校生は一人あたり100万ドン(訳注：約5550円)である。
　元国家副主席でありブー・アー・ジン奨学基金主席であるチュオン・ミー・ホア氏は、16年間の活動を通して、基金は全国の少数民族の生徒や学生の親密な友人となったと述べた。
　奨学金プログラムは、へき地の物質的・精神的生活水準の向上に貢献することを願って実施された。
　過去数年間、基金から奨学金を受給した多数の生徒・学生が成長して有為な人材となり、出生地の発展に寄与する有望な若年幹部となっている。
　生徒・学生への奨学金は、物質的支援であるとともに、努力して困難を乗り越え、学習において向上するのを助けるための精神的な叱咤激励でもある。
　2014年の初めから現在までに、ブー・アー・ジン奨学基金は全国各地の生徒・学生を対象に数千人分の奨学金を支給している。
　毎年、基金は少数民族の生徒・学生に5000人分の奨学金を支給する。その他にも、基金は少数民族の生徒・学生のための「未来育成」、「未来の翼」、「未来の道」、「未来への光」といった多くのプロジェクトに投資している。

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（ 翻訳者:辛川翔太、渡辺杏里 ）
（ 記事ID:1305 )