ベトナム戦争のホーチミン作戦に参加した功績を有す人を表彰
2015年04月14日付 VietnamPlus 紙

 4月14日、ホーチミン市において、労働傷病兵社会省、国防省、公安省、ベトナム共産党機関紙ニャンザンとホーチミン市人民委員会は、1975年春のホーチミン作戦に参加した功績を有す人を表彰する全国会議を合同で開催した。
 政治局員でホーチミン市党委書記のレ・タイン・ハイ氏、党中央委員で副首相のヴー・ドゥック・ダム氏、中央の各省庁・各部門のトップ、ホーチミン市のトップをはじめ、傷病兵、戦没者の遺族、対米救国抗戦・ホーチミン作戦に参加した功績のある人々300人以上が、全国にいる何百万人もの戦争功労者の代表として会議に参加した。
 会議の発表の中でヴー・ドゥック・ダム副首相は、ベトナム共産党と国家および人民は、民族解放闘争のために生命と青春時代を捧げた英雄たちに常に感謝していると強調した。
 1975年春の戦勝は、民族全体や全国の英雄・戦士・同胞たちの共通の戦功である。何世代もが犠牲をかえりみず戦闘し勝利をえられたのは、全てのベトナム人民が平和、幸福、民族独立と領土保全、正義の防衛を渇望していたからである。
 ヴー・ドゥック・ダム副首相は、今日の世代が民族の伝統に誇りを持っており、民族の自由と独立のために倒れた父や兄の世代に対して深く感謝していること、そして彼らも祖国ベトナムの建設と防衛を成功させる決心を強めていると述べた。
 ヴー・ドゥック・ダム副首相は、ベトナム人皆が一致団結し、民族の将来に責任を持つよう求めた。
 今日の世代は、父や祖父の世代が常に強く望んでいた、世界の強国と肩を並べる豊かで強い国家の建設を成し遂げなければならない。最も身近なこととしては、ベトナム人一人一人が、まずは党員・幹部一人一人が、思考から行動まで、また毎日の小さなことから大きなことまで、先人たちの世代の犠牲に適うべく、自身は何をしなければならないかを常に念頭におかなければならない。その心がけが、創造性や才能を呼び起こし、全民族が共に祖国を建設・防衛する力を発揮させる。
 この数年、功労者に対する党・国家の政策が実施され、戦没者の遺族・傷病軍人・功労者の生活・社会保障政策が改善されたのと相まって、多くの所で功労者らは地方の平均的な水準よりも高い水準で生活している。
 現在、全国で功労者の対象となっているのは880万人以上おり、人口の10%近くを占める。功労者らのうち147万人以上は、国家から毎月優遇補助金を受給している。
 功労者の精神生活をケアーする活動は引き続き維持され、ほぼ全ての功労者とその近親者は、健康の配慮、住まいの改善、教育・訓練と職業訓練と就職などで優遇制度を受けている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:奥山貴子、渡辺杏里 )
( 記事ID:1342 )