４月10日午後、東南部の職業紹介センター（ドンナイ省ビエンホア市）が開催した第86回雇用相談会が終了した。ここでは、39の企業が1900人の労働者を募集したにも関わらず450人分の応募しかなかった。
　多くの企業が雇用相談会に参加したが、労働者不足によって応募人数の10％ほどしか採用できなかった。
　東南部職業紹介センターの指導部によると、今回の雇用相談会での参加企業数も求人数も前回と比べて２倍になった。その中で、高卒レベルの労働者が1100人余りを占め（67%）、高等専門学校・大学卒レベルが９％余り、残りは技術者であった。
　募集が多い業種は、縫製、機器、木材加工であった。以前と比べて、2015年にドンナイ省の労働者の供給量は著しく減少したが、それはドンナイ省に移住する労働者が減少し、ドンナイ省内の労働年齢に達した人数が企業の需要を十分に満たすことができなかったからである。
　労働力不足のため、多くの企業が高卒の労働者にひと月500万ドン以上の給料を支払うことに同意し、加えて勤勉手当や住宅手当なども支給する。
　一部の企業の代表者によると、2015年の年初からの受注の増加によって企業は求人を出しているものの採用が追いつかず、会社は一日３シフト制を採り、労働者にシフトを増やすよう奨励しなければならない状況だ。
　ドンナイ省労働傷病兵社会問題局の統計によると、2015年第１四半期、省内の各企業は４万人余りの労働力需要があったが、１万２千人しか採用できなかった。
　2015年および今後数年も、ドンナイの企業は適切な人事経営戦略を持ち、労働者を惹きつけ止まらせるために好ましい職場環境を作る必要がある。

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（ 翻訳者:旭泰広、添田樹紀 ）
（ 記事ID:1343 )