ベトナム人老婆、正式に世界最高齢女性となる
2015年04月23日付 VietnamPlus 紙
4月23日、ベトナム記録協会の会長であるレー・チャン・チュオン・アン氏は、世界記録協会(World Records Association=WRA)がグエン・ティ・チューさん(122歳)を世界最高齢女性として正式に認定したと発表した。
グエン・ティ・チューさんは1893年5月4日生まれ、現在はホーチミン市ビンチャイン県ダーフォック村第5集落在住である。
それまで世界最高齢女性の記録は、日本の大川ミサヲさん(117歳)だったが、彼女は4月1日にその生涯を終えた。
グエン・ティ・チューさんには計11人の子供がいた(息子3人・娘8人)。しかし、今では存命は2人のみであり、いずれも80歳を上回っている。ボケてはいるものの、グエン・ティ・チューさんは相変わらず元気で、いつもよく笑い、普通に飲食もでき、子供や孫たちと楽しく生活している。
特筆すべきことは、彼女が未だに深刻な入院経験が無いということである。
チューさんの8女であるグエン・ティ・デーさんによると、昔から今に至るまでチューさんの家族は農民であり、ずっとこの地方に住んでいる。当時、チューさんと夫は毎日家の近くの田畑を世話していた。稲作を終えると、川で魚を捕ったり野菜を収穫し、食べたり売ったりしていた。
チューさんの夫は40年前、80年の長い人生を終えた。自然に囲まれた生活は彼らの精神を心地よくのんびりし深く考え込んだりくよくよしないものにしたのである。
チューさんの末息子の嫁であるグエン・ティ・バーさん(76歳)によれば、彼女の姑が長生きできているのは、主に温厚で寛大で嫉妬しない性格に起因するとのことだ。
チューさんのご近所の人々も皆、彼女は誰にでも非常に愛想よく接し、家族もみな団結し、互いに思い合い助け合っていると見ている。
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( 翻訳者:小泉友佑、菅原寛之 )
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