ジョコ大統領が警告、「インドネシア国軍、共和国警察はISISを軽んずるなかれ」
2015年05月13日付 Kompas 紙
ジャカルタ、スディルマン会館で行われた国民信託党第1回会議を終え、会場を出たジョコ大統領(2015年5月6日水曜日)
ジャカルタ、kompas.com配信
ジョコ・ウィドド大統領はインドネシア国軍、共和国警察にテロ、急進主義、特にイラク・シリア・イスラム国(ISIS)の問題を軽視しないよう警告した。この警告はジャヤプラの陸軍管区軍本部で行われたインドネシア国軍、共和国警察のオリエンテーションで発せられた。
ジョコ大統領は「最重要課題はテロや過激派への対処である。特にISISは軽んじてはならない」と語った。
ジョコ大統領によると、全ての国がISISの存在を危険とみなしており、常に様々な会議内で議論されているという。「あらゆる国々が各々の世界会議でもっとも困難な課題として議論している。AFEC、G21、そしてクアラルンプールで開催されたASEANサミットでもいつも話題になっていた」とジョコ大統領は語る。
このためジョコ大統領はインドネシア国軍、共和国警察にテロ、急進主義に対し注意を払い油断することないよう促した。そして、ほとんど全ての国が、国家建設において重要なカギは2つあると述べていることを付け加えた。すなわち安定とインフラ建設である。現在、政府は良好な治安だけでなく安定した政治情勢に支えられたインフラ建設を行うことに焦点を当てている。
「現在、政情安定の問題はよい形で収束するいわれているが、治安に関してはテロや過激主義と関連づけて注意しなければならない。ISISはそうした状況を虎視眈々と見ている」とジョコ大統領は述べた。
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( 翻訳者:満尾華 )
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