年初4か月で、3万5700人以上が海外へ就労に
2015年05月06日付 VietnamPlus 紙
海外労働管理局(労働・傷病兵・社会省)の最新のデータによると、年初4か月で海外へ就労に出たベトナムの労働者の総数が3万5709人で、2015年計画の37.58%に達し、去年の同時期の103.93%に相当する。
4月だけだと、海外へ就労に出た労働者の総数は9943人であった。そのうち、ベトナム人労働者を最も多く受け入れているのが台湾市場(中国)で6631人、次いで、日本(2059人)、マレーシア(556人)、サウジアラビア(350人)、韓国(187人)…である。
台湾(中国)は引き続き、重点的な労働力輸出市場とみなされた。この市場は他の市場と比べてかなり良い基本給で多くの一般労働者を受け入れている。またこの市場には両国から労働者を保護する法的枠組みが十分あり、現在のベトナムの労働力と多くの面で適合している。
また労働力輸出では4月に日本市場と韓国市場に関して良い兆候がみられた。日本は建設業で3年の技能研修を修了した人を対象に、外国人労働者を受け入れるプログラムを展開することを発表した。このように日本の建設業で技能研修を終えた人は日本に戻って働くことを許可される。また日本には設計士や機械エンジニア、看護師、介護士のような高いレベルの労働者の受け入れの需要がある。
韓国市場については、ベトナムと韓国の労働協力の枠組みの中で、4月10日、ベトナムの労働・傷病兵・社会大臣と韓国の雇用・労働大臣は韓国の雇用許可制(EPS)による韓国へ渡るベトナム人労働者の受け入れに関する特例の覚書(特例MOU)を締結した。この特例MOUによる求人期間中、韓国側はベトナムが韓国へ渡って製造業、建設業、農業の各分野で働く労働者について5400通の書類をインターネットにアップロードし、この中から、最大2900人を選ぶことを同意した。
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( 翻訳者:高見彩華 )
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