ホーおじさんと国土統一に関する学術シンポジウム
2015年05月16日付 VietnamPlus 紙
5月16日、ホーチミン博物館ホーチミン市支部、第2国家アーカイブセンター、在ホーチミン市のベトナム・アーカイブ雑誌代表機関、ホーチミン市人文社会科学大学の史学科とアーカイブ学・行政管理課程は、合同で「ホーチミン主席と南部解放・国土統一」というテーマの学術シンポジウムを開催した。
シンポジウムには、全国の各大学、高等専門学校、学院、研究所、宣教機関、軍事科学機関、軍隊、各省・市のホーチミン博物館支部からの多くの研究者による100本以上の学術報告とペーパーが寄せられた。
シンポジウムの発表において、ホーチミン市人文社会科学大学史学科ベトナム史課程の課程長ハー・ミン・ホン准教授・博士は、「ホー・チ・ミン主席の生誕125周年記念(1890年5月19日―2015年5月19日)に向けて、このシンポジウムは、抗米救国抗戦における党とホー・チ・ミン主席の多大な功績を確認し、民族独立・平和・統一に関するベトナム人民の意志・願望を象徴する指導者ホー・チ・ミンの思想と意志を明らかにし、抗米救国抗戦における軍民の戦勝は民族独立に関するホーチミン思想の勝利だと分析し、同時に過去40年の国の建設・防衛・刷新・発展はホー・チ・ミン主席が20世紀初頭から民族のために選択した社会主義の道が正しかったことを明らかにするためのシンポジウムである」と述べた。
シンポジウムでは、専門家、研究家たちが「国家統一はわが人民の生きる道」「ホーおじさんと南部―南部とホーおじさん」「祖国統一の喜ばしい日にホーおじさんがいるかのように」を含む3つのテーマに沿って意見を発表した。
多くの意見が、各代表の、とくにシンポジウムに参加した学生たちの関心を引いた。
「ホーおじさんと南部―南部とホーおじさん」というテーマをめぐる内容では、ブイ・チー・キエン博士(グエンタットタイン大学)、ダオ・カック・チュン修士(第2ホーチミン国家政治学院)、ダオ・ゴック・ビン修士(ホーチミン博物館ザーライ・コントゥム支部)ら他数名の報告者は、ホーおじさんの「南部はいつも私の心の中にある」という言葉の分析に集中した。それを通し、ホーおじさんの、南部同胞への特別な感情と関心を浮き彫りにした。
「祖国統一の喜ばしい日にホーおじさんがいるかのように」というテーマは、研究報告がもっとも多かった(その数40本以上)。そのなかで報告者たちは、ホー・チ・ミン主席の決心した意志の勝利の内容に集中し、平和・統一の喜びのなかにホーおじさんを見ているかのようであり、おじさんが選んだ社会主義に全国が進んでいく道の分析に集中した。
ハー・ミン・ホン准教授・博士によると、各議論の豊富で多様な内容は、シンポジウムが学界の多くの関心や多方面の問題を具体化しアプローチする方法を吸収し、それを通し、ホー・チ・ミン主席に関する学術研究と実践的応用にさらなる貢献をしたことを示している。
シンポジウムはまた、各研究者が生誕125周年記念に際してホーおじさんに対する尊敬の気持ちを表す機会にもなった。
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( 翻訳者:西晶子、松本美里、李品萱 )
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