５月25日午後、ハノイにおいて、ベトナム人民軍総参謀長であるド・バー・ティ上将はベトナム訪問中の航空自衛隊の斉藤治和航空幕僚長（大将）と会見した。
　ド・バー・ティ上将は、代表団の訪問は両国の防空勢力と人民相互の友好、協力、理解、信頼を強化し、2014年３月から両国高級指導部によって確立された広範な戦略的パートナーシップを深めるとして、斉藤治和航空幕僚長のベトナム訪問を歓迎するとともに高く評価した。
　ド・バー・ティ上将は、外交関係が確立されて（1973年９月）から42年が過ぎたが、両国の協力は、途切れることなく発展し、相互の信頼・理解と支持・助け合いの基礎の上につくられていると強調した。
　ド・バー・ティ上将は、過去における両国間の国防協力の結果を高く評価し、斉藤治和航空幕僚長とベトナム防空・空軍司令官との会談結果を歓迎した。
　ベトナム国防省は、両国の防空勢力が合意した内容を十分に、効果的に実現するため、あらゆる有利な条件を常に支持し、つくり出す用意をしている、とド・バー・ティ上将は言明した。
　ド・バー・ティ上将は、双方の防空勢力は各レベル代表団の交換の強化、その中でも、若い士官の交流、飛行安全の経験、特に海軍空軍の飛行経験や航空医学の交換、自然災害の対処・克服や救難・捜索の工作における経験をシェアする必要があると考えている。
　斉藤治和航空幕僚長（大将）は、ド・バー・ティ上将に会見の時間を割いてくれたことを感謝すると同時に、ベトナム人民軍隊の防空勢力とともに双方が締結した内容について効果的に実現していくという決意を表明した。

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（ 翻訳者:小池優佳 ）
（ 記事ID:1519 )