５月25日、キューバの首都ハバナで開催されたビジネスフォーラムに、ホテル、テクノロジー、機械、貿易、木材製品、ゴム、証券、情報科学の各分野のベトナム企業12社が参加し、キューバでのビジネスチャンスを模索した。
　フォーラムで、ベトナム商工会議所の国際関係委員会副委員長を務めるグエン・ブー・キエン氏は、これまでの両国の友好関係の順調な発展を評価する一方、二国間の貿易と投資の協力関係は両国の政治関係やその大きな潜在力に依然見合ったものではないと強調した。
　グエン・ブー・キエン氏は、貿易や投資の分野における関係改善に向けた両国の党と国家の決意を再確認するとともに、キューバが経済モデルを刷新し、世界経済への参入を推進している中で、両国の企業が新たなビジネスチャンスを模索するよう奨励した。
　キューバ商工会議所の国際関係委員会委員長を務めるセリア・ラボラ・ロドリゲス氏も、キエン氏の考えに賛同し、キューバのビジネス環境や新たなチャンス、外資を誘致するための新たな政策、キューバでのビジネスに関する手続き、ハバナの西部にあるマリエル開発特区の発展に向けた戦略プロジェクトなどを紹介した。
　また、ラボラ氏は、キューバのタイヤや葉巻などの産品、投資誘致の優先分野、国営企業の会計方針などについて、ベトナム側の質問に答えた。
　公式の統計によると、2014年のベトナム・キューバ間の貿易額は２億800万ドル近くに達し、その内、ベトナムの輸出額だけで２億600万ドルに達した。

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（ 翻訳者:高見彩華 ）
（ 記事ID:1552 )