越韓関係は希望に満ちた発展する未来がある
2015年06月02日付 VietnamPlus 紙

 ザ・エコノミスト(英)直属のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)は6月1日、ベトナムと韓国の両国関係は、特に2015-2019年、輝かしく有望な発展が展望されるとの見解を示した。
 この見解は5月初頭にベトナムと韓国が締結したばかりの両国間自由貿易協定(VKFTA)の後に出された。
 EIUによれば、VKFTAは2009年に締結された戦略的パートナーの関係を強化するために二国が積極的に促進している深遠な努力の一部である。ベトナム・韓国ともに、VKFTAが両国間貿易額を2014年の320億ドルから2020年には700億ドルに引き上げることに貢献するものと期待している。
 韓国は現在4番目に大きな輸出市場で、4,000以上の事業を展開する、ベトナム市場における国外最大の投資家である。しかし、依然としてベトナムにおける韓国からの輸入が超過し、双方の貿易バランスで赤字に至っている。ゆえに、二国はVKFTAがこの格差を縮小する助けとなり、ベトナム・韓国間の貿易自由化努力の促進への貢献となることを望んでいる。
 EIUによれば、VKFTAはベトナムの中国市場への従属の減少を助け、韓国に大きな経済利益をもたらすことができる。VKFTAはさらにベトナムで生産経営活動を行っている多くの韓国企業の経費をも削減できる。
 現在VKFTAは両国の立法機関が本案を可決させるのを待っている。ベトナムと韓国の政府は今年末までにVKFTAの施行に入ることを約束している。

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( 翻訳者:李品萱 )
( 記事ID:1561 )