日本の算数参考書のビルマ語翻訳版を学生200人以上に無料配布
2015年06月13日付 The Voice 紙
ヤンゴン 6月13日
日本の立命館大学教育開発推進機構が編集したビルマ語に翻訳された算数の教材を、基礎教育学校1校と僧院学校2校の約250人の生徒に6月に配布する予定であることが、富士フィルムグループと学研ホールディングスから発表された。
その教材は陰山英男教授が監修し、ミャンマーの児童の教育格差を是正することを目的に、ヤンゴン郊外の移動労働者の子供たちを支援すると、富士フィルムグループ広報部田中氏が発表を引用して述べた。
半年に1度その教材の使用状況を確認し、学習を終了した生徒らにはほかの教材を配布するよう準備しており、2023年までにはミャンマー国内の約4000人の児童へ約16000冊の配布支援を目指しているという。
6月第1週にはフラインターヤー郡区アレェ村にある第一小学校の1年生と2年生約100人に算数の教材を配布したこと、このプロジェクトは2014年にフィリピンで始まり、2023年までにアジア太平洋地域の児童約10万人への配布を計画していることが、同社より明らかになった。
( 翻訳者:豊嶋悠紀 )
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