中部高原の経済・社会発展に応える投資
2015年06月08日付 VietnamPlus 紙
6月8日午後、ダクラク省バンメート市で、中部高原指導委員会は中部高原安寧局と協同して、中部高原における年初5か月間の経済・社会の発展状況、及び貿易・投資の促進状況についての情報を発表する記者会見を開催した。
中部高原指導委員会常任副委員長チャン・ヴィエット・フン氏は、中部高原各省によって実施された国家予算からの開発投資総額は、年初5か月間で2兆6000億ドンに達し、それは主に、交通、灌漑、教育、医療、農村の生活用水給水のインフラ建設投資と、とりわけ困難な各社村や国境沿いの各社村のインフラ投資に集中した、と述べた。
中部高原全体で、新たに設立された登録企業は1153で、総登録資本金は3兆2300億ドンにのぼり、前年同期と比較して、企業数については6.3%、資本金については8%増加した。
工業生産指数は前年同期と比較して約8.5%増加した。中部高原全体の農業生産は、干ばつの影響を受けたにも関わらず、依然としてかなり安定して発展している。栽培する作物の構成はよい方向で変わりつづけ、市場の需要が高い工業作物の作付面積がかなり増えている。
中部高原各省は、果実・茶・野菜・花卉の栽培、牛の飼育、冷水魚の養殖などの分野で、高度な技術を適用し、清潔な生産をする集約的農業の投資モデルを日増しに増やしている。畜産は多くの所で零細な規模から農場へと転換されつつある。
中部高原各省には現在57万3400ヘクタール以上のコーヒー畑があり、これは全国のコーヒー畑の88%近くを占めている。そのうち、商業目的のコーヒーは53万2500ヘクタール近くに達し、コーヒー豆の平均生産収量は1ヘクタール当たり約2466キロであり(29キロ増)、生産量は131万3000トンである(3万3793トン増)。森林の保護・発展は若干のよい結果をえている。
政府•各省庁•中央の各部門•中部高原各省は、交通インフラのための開発投資を増大させた。目下、中部高原を通るホーチミン・ルート(2015年6月に基本的に完成)、プレイク空港、国道20号線、28号線、26号線などの交通ルートの完成・レベルアップに集中している。各省の医療・教育部門は、中部高原の少数民族同胞の要求によく応えている。
チャン・ヴィエット・フン氏は、2011―2014年の段階で、中部高原の社会全体の投資額は212兆7510億ドンに達し、そのうち国家予算からが約35.8%を、外国企業の投資が19.3%を占め、残りはその他である、と明らかにした。
社会全体の投資額を増やすことと共に、投資構造が日に日に合理的に調整され、経済構造の転換と経済・社会のインフラ発展の要求に応えることができた。特に、交通、灌漑、工業、エネルギー、郵政・テレコミュニケーション、農村のインフラ建設のプロジェクトへの投資である。
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( 翻訳者:菊地紗希、窪田真人、島田実可子 )
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