今日（６月11日）、政府観光総局は公文書TCDL-KS第698号を観光宿泊施設や観光サービス関連企業に送付し、農民支援のためベトナムの農産物を消費するよう呼びかけた。
　公文書送付の目的は、農民と共に農産物を消費し彼らの困難を減少させ、「ベトナム人はベトナム産を優先的に消費する」という主張を実施することである。政府観光局は観光宿泊施設と観光サービス関連企業、観光客向けのレストランにメニューやサービスにベトナムの農産物や水産物を優先的に導入するよう呼びかけた。果物などの各農産物の売り場を増やし、旅行会社は観光客にお土産として農産物を買うよう宣伝を強化するよう呼びかけた。
　これはベトナム産品の消費を支援し、国内の農家の生活を向上させ、ベトナムの農産物のPRとなる具体的な行動である。同時に、国内外の観光客が各地方の特産品を楽しむことができ、サービスの質を向上させ、観光客の誘致に貢献する。
　現在、国産の農産物や水産物、特に果物の消費は様々な困難に遭遇している。なぜなら、果物は収穫後に長時間鮮度を保つことができないからである。また、外国から入ってくる農産物や水産物との競争で価格が大きく落ち込み、農家の生活や収入に直接影響している。
　関係機関や地元当局は農産物を取り扱う国内外の市場の拡大を支援する方策をとっているが、状況はあまり改善されていない。
　そのため、観光総局は全国の観光宿泊施設や観光サービス関連企業に、農民たちを支持支援するよう要請している。

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（ 翻訳者:高見彩華 ）
（ 記事ID:1583 )