６月17日、ロンアン省党委、同省人民議会、同省人民委員会、同省祖国戦線委員会は、チャウタイン、タンチュ、テューテュア各県、並びにタンアン市の85名の母親に国家栄誉称号「英雄的ベトナムの母」を与えることを発表し、授与・追贈する式典を開催した。
　民族解放や祖国の建設・防衛のために多くの貢献や犠牲をしてきた英雄的ベトナムの母の大きな功労を顕彰し記憶するために、６月16日から19日の間、ロンアン省はタインホア、チャウタイン、カンドゥオック、ドゥックホアの各県を含む４か所で称号「英雄的ベトナムの母」を授与・追贈する式典を開催した。
　今回、ロンアン省では370名の母親に称号が授与されることとなったが、そのうち存命者は12名のみで、既に亡くなっている358名には追贈された。
　これまでに、ロンアン省全域では4521名の母親に「英雄的ベトナムの母」の称号が授けられている。
　ロンアン省人民議会副議長グエン・バー・フオック氏は、抗仏と抗米救国の２つの戦争での母親や家族の秘かな貢献や犠牲に対し深い感謝の意を表明した。同時に、「英雄的ベトナムの母」の称号の授与・追贈は、ベトナム民族の「飲水思源」の道理を体現させるものであるとした。
　そしてこのことは、人民の各層、とくに若い世代に、革命の伝統や愛国精神を教育し発揮させるための機会でもある。
　グエン・バー・フオック副議長は、各級の党委や政府および社会全体が引き続き「英雄的ベトナムの母」の母親と家族のケアに関心を持ち、実のある有意義なことをすることによって「恩に報い、義に応える」運動を強力に推進するよう提案した。

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（ 翻訳者:松本愛理 ）
（ 記事ID:1598 )