フンイエン省公安、闘鶏による大規模な賭博場を摘発
2015年06月13日付 VietnamPlus 紙

 6月13日午後、フンイエン省公安・捜査警察事務所は同省公安・機動防衛警察室と合同で、同省フンイエン市バオケ社にて、闘鶏による賭博場のひとつを摘発した。
 そこは、何百人もの賭博参加者がおり、フンイエン省においては今までで最大の規模をもつ賭博場であった。
 摘発は6月13日15時に、グエン・ゴック・ケオ氏の農園にて行われた。同氏はバオケ社ティエンタン村で1946年生まれ。
 ギャンブラーが闘鶏で勝負をしているちょうどその時、公安は急襲して包囲し、40人近くを逮捕した。
 紅河のほとりのトウモロコシ畑に接した広い農園で、住宅地から離れていて、沢山の逃げ道があったため、何人かの摘発対象者が逃走した。
 闘鶏の賭博場で、公安機関は約15羽の闘鶏、5億ドン近くの現金、大量の携帯電話、100台近くのオートバイ、記録された帳簿を押収した。
 バオケ社の沢山の人々によると、この闘鶏のかたちを借りた賭博場は何日も前から行なわれるようになり、通常、毎週土日に約100人余りの参加者を得て活動しており、安全秩序に多大な影響を与え、人々の不満がつのっていたという。賭博場への入場料は、1人あたり5万ドンが徴収された。
 勝利した鶏から得た金額を、ギャンブラーは勝利後に賭場主に50万ドン納めなければならなかった。
 さらに、ここでは、ギャンブラーのための闇金融も存在していた。
 フンイエン省公安の副局長で捜査警察機関長のファム・テー・トゥン上佐は、大衆からの通報を受け取った後、捜査機関は計画を立て、作戦を練り、素早く賭博場を摘発し、地域の安全秩序を確保した、と述べた。
 現在、同省公安の担当部署は、法律に沿ってギャンブラーを処分するため、引き続き逮捕者を分類し、捜査の手を広げている。

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( 翻訳者:島田実可子 )
( 記事ID:1604 )