フークイ島で祖国の主権を誇示する国旗掲揚台の建設工事が着工
2015年06月17日付 VietnamPlus 紙
ホーチミン共産青年団中央とベトナム学生会中央は6月17日午前、青年団ビントゥアン省常務委員会と協力して、同省フークイ島での国旗掲揚台建設工事の起工式を行った。
これは、ホーチミン共産青年団とベトナム学生会がベトナム投資開発銀行(BIDV)と協力して行っている全国の前線の島での祖国の主権を誇示する国旗掲揚台建設プロジェクトで建設される7つの国旗掲揚台の中の一つ。
国旗掲揚台は、クアンニン省のチャン島、ハイフォン市のバイックロンビー島、クアンビン省のホンラー島、ビンディン省のクーラオサイン島、ビントゥアン省のフークイ島、バーリア・ブンタウ省のコンソン島、キエンザン省のトーチュー島の各島に建設される。
フークイ島の国旗掲揚台はフークイ県タムタイン村チエウズオン地区で海に向かって建設される。高さ22.6メートル、鉄筋コンクリート製。
工事は、台座、旗柱、国旗台への階段の建設や周辺の整備など。基礎部分の工事は、灯台の建設工事にも使われる基礎構造技術が用いられ、岩盤層よりも深く埋め込まれる。
国旗は4×6メートルの大きさで、海風という特殊な環境に合った丈夫な布で作られる。フークイ島の国旗掲揚台の総工費は12億ドンを超え、BIDVが援助する。今年の7月末に完成する予定である。
フークイ島はビントゥアン省の離島からなる県の一つで、ファンティエット市から東南東に56海里のところにある。島の総面積は17.82平方キロメートルで、約2万7000人が生活している。
フークイ島に建設される国旗掲揚台は、これから、ベトナム共産党の第12回党大会に向け、各レベルの党支部大会の開催を迎える、ビントゥアン省の若者をはじめ全国の若者や学生にとって、大きな意義あるものである。
さらに、ベトナムの青年、学生にとっては、祖国の海と島の主権を守るという愛国心と責任感を確認する、奥深い教育的意義のある集いの場でもある。
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( 翻訳者:小泉友佑、武本侑馬 )
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