ミャワディ=コーカレイッ間道路付近に地雷があるので近隣住民は往来を控えるようにと国境警備隊
2015年07月13日付 The Voice 紙

ヤンゴン 7月12日

 国軍と民主カレン慈善軍DKBAの争いが起きたミャワディー=コーカレイッ間のアジアハイウェイ付近に地雷があるので近隣住民は往来を控えるように、とカレン州国境警備隊(BGF)のナインマウンゾー少佐は本誌に語った。

 その道路の一部を7月9日から、国軍とBGF隊員が協力して治安を回復した後、地雷を撤去しているけれども、まだ安心できる状況ではないことを同氏は話した。
「私たちは主に道の両端だけしかまだ撤去していない。そこで、道路に面した畑で農作業をするために往来する時には気を付ける必要がある。私たちの聞く限りでは、片側の地雷を田植えをするように拡散しているという報せも受けている」と同氏は語った。

 カレン州のミャワディー=コーカレイッ間にアジアハイウェイの料金所を開設した通行する自動車から通行料を徴収していたDKBA兵士と国境を巡視していた国軍前線部隊の間で、7月2日から争いが起きた。

 その後、コーカレイッ郡内のDKBA統治下の地域で、国軍とDKBAの間の争いが激しくなり、7月7日に政府とDKBA、KNU、KNU/KNLA-PCらは協議したけれども、明確な答えが出なかったことがDKBA筋から明らかとなった。

 そして、7月9日からミャワディー=ティンガンニーナウン=コーカレイッ間のアジアハイウェイの一部で国軍とBGFは共同で治安を回復し、午前6時から午後6時までの自動車の通行許可が出されたけれども、旧道においては、安全面から見て、通行許可がまだ出されていないことが地元住民への取材から明らかになった。

 上記の国軍とDKBAの間の争いの中で、新設されたアジアハイウェイで争いが計20回、旧道で争いが19回起きて、DKBA側からの遺体4体を接収し、兵士3人を逮捕した一方、国軍側でも一部の将兵が戦死したことを、国軍が所有するミャワディー通信局が5月11日に発表した。

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( 翻訳者:的場彩織 )
( 記事ID:1666 )