ヤンゴン 8月15日
6年間放送していたチェリーFMラジオを選挙期間になる前に自らの意思で休止するよう情報省が指示していたとチェリーFMラジオのジェネラルマネージャーであるウー・タントゥエゾーがThe Voice紙へ述べた。
ネーピードーにある情報省庁舎で8月15日の午前10時頃から情報相のウー・イェトゥッを含む政府の責任者らと会った際にそのように言われた同氏は語った。
「我が局のほうに休止の申請をさせたのです。我々に与えられた可能性は2つです。1つは契約を破棄して完全に停止すること、もう1つは先ほどのです。我々が自らの意思でこれを休止するという文書を提出するなんてできないのです。この2つを情報省は言って来たのです。」とウー・タントゥエゾーは述べた。
そういうわけでチェリーFMとしてはラジオ放送を休止しないために法律に基づいて引き続き向かい合っていくということが同氏から分かった。
連邦議会議長兼人民代表院議長であるトゥーラ・ウー・シュエマンを連邦連帯開発党の元の役職の党総裁から解任し、その後、同議長の息子が働いているチェリーFMのラジオ放送が情報省から切り離されたとウー・タントゥエゾーは説明した。
上記の件について大統領の報道官である情報相のウー・イェトゥッのところへ電話で尋ねようとしたが、繋がらなかった。
チェリーFMラジオ放送は情報省を経由して人工衛星に発信し、各地にあるチェリーFMを経由で受信したものを放送送信しており、その放送を8月12日の午前9時頃から政府が断ち切っているとそのラジオ局の筋から分かった。
ラジオを放送するために情報省と契約しており、国家が定めている規律に従わなかったり、禁止事項を放送することなど違反をしたら契約をとりやめる合意があったと上記のチェリーFMのところから分かった。
「我々チェリーFMとしては契約の規律事項は何一つ違反はありません。」とチェリーFMの責任者の1人は述べた。突然出てきた、チェリーFM放送局の所有物を情報省が没収しているという情報はうわさにすぎないとチェリーFMはいう。
( 翻訳者:小林朱里 )
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