過去6か月で5万6千人以上の労働者が海外で働く
2015年07月06日付 VietnamPlus 紙
海外労働管理局(労働・傷病兵・社会省)の最新のデータによると、今年の上半期において海外へ働きに出るベトナム人労働者の数は5万6173人(うち女性は1万6942人)で、2015年計画の59.13%に達し、去年の同時期の101.75%であった。
各企業の報告書のデータを総合すると、6月の海外へ働きに出る労働者の数は1万1777人(うち女性は3619人)である。台湾(中国)は7505人の労働者を受け入れており、依然としてベトナム人労働者を最も受け入れる市場である。次いで、日本の2324人、韓国の654人、マレーシアの582人、サウジアラビアの377人、カタールの112人、その他の市場である。
上半期において、労働・傷病兵・社会省は韓国と雇用許可制(EPS)に基づいた韓国におけるベトナム人労働者の派遣と受け入れに関する特別な覚書(MOU)の締結交渉をし、実現へと進展させた。ベトナム・タイ間とベトナム・マレーシア間の労働協力に関するMOUの草稿の内容は完成し、調印された双方の合意事項は各国が実現へ向けて努力している。
海外労働管理局はサウジアラビアやカタールで働くために労働者を派遣したり4月から日本の建設業や造船業で働く研修生を派遣する契約を結んでいる企業を指導・支援し、台湾(中国)で家政婦として働きに出る労働者に職業技術や外国語、必要な知識の学習のカリキュラムや内容を指導する。
ベトナムの労働・傷病兵・社会省はドイツの高齢者介護の分野に労働者を派遣する協力についての意向書に調印した。これは、ドイツで働く技能のある労働者の数が年間500〜700人に増える機会である。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:高見彩華 )
( 記事ID:1743 )