シュエダゴンパゴダが各所から見えるように高層の建造物建築許可を制限
2015年10月11日付 The Voice 紙
ヤンゴン 10月10日
ミャンマーの最も崇高なものであるシュエダゴンパゴダがヤンゴン各所から見えるように、高層建造物の建築許可を審査していくと、ヤンゴン市開発委員会、ヤンゴン大都市圏計画実現委員会のトーアウン博士が述べた。
10月10日、ミャンマー商工会議所本部で開催された今後の不動産市場に関する講演会で同博士は先のように述べた。「どの場所からでも、シュエダゴンパゴダが見えるようにする。それを見ることによって、ミャンマーを知ることが出来る」と同博士は語った。
そのほか、シュエダゴンパゴダの生態系を保護できるよう、高層建造物建築許可を抑制していくだろうと同氏が続けて述べた。
そうすることができるよう、ヤンゴン大都市圏開発プログラム2040に組み込まれており、特定の区画を指定して実行していくことが、ヤンゴン市開発委員会により分かった。
シュエダゴンパゴダの周りでは、高層住宅建設の準備をしていたダゴンシティーを含む建設事業計画5件に対し、同パゴダの地下生態系に影響する可能性があるとして、また、拝むことができるような視界が遮られてしまうことを理由に、国民が反対したため、それらの建設事業許可は停止されている。
しかし、許可停止された会社のため、代替の土地を探していることが、ミャンマー投資委員会によって分かった。
( 翻訳者:大橋 響 )
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