首相、身体障がい者に関する国家委員会設立に署名
2015年10月07日付 VietnamPlus 紙
政府首相は、身体障がい者に関するベトナム国家委員会の設立を決定する文書に署名した。
決定によると、労働傷病兵社会省大臣が委員長を務めるほか、副委員長は労働傷病兵社会省次官で、委員には、各省(内務省、財政省、計画投資省、司法省、保健省、教育訓練省、文化スポーツ観光省、建設省、交通運輸省、情報通信省、科学技術省)の各次官が含まれている。
そのほか、ベトナム祖国戦線中央委員会、ベトナム障がい者に関する協会連合、ベトナム婦人会連合会中央、ベトナム障がい者と孤児支援会、ベトナム盲人協会、ベトナム枯れ葉剤被害者の会の指導部代表者らも国家委員会に招き入れられた。
ベトナム障がい者に関する国家委員会は、障がい者にたいして働きかけを行うための体制や政策に関連する問題に対処するにあたって、政府首相の各省庁、部門、地域の間での活動の連携や指導を支援する役割を担う。
具体的には、ベトナム障がい者に関する国家委員会は、5年及び毎年の方針と計画、任務、障がい者への働きかけ方を、研究し提案する、障がい者ための企画・提案・計画を策定するにあたって、各省庁、部門、地域間の活動の連携、指導するという任務を持っている。
その一方で、委員会は障がい者に関する国際協力活動の実施も指導する。国連障がい者権利条約や、アジア太平洋障がい者の十年提言の実現を促す。障がい者法、障がい者と介助者を支援する各制度および政策の実施を、監督・検査・評価する。
ベトナム障がい者に関する国家委員会は、兼任制度に基づいて活動する。労働傷兵社会省が委員会の常務機関である。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:奥山貴子 )
( 記事ID:1913 )