ロシア外務省の招きにより、ホー・スアン・ソン外務次官（党中央委員）は９月28日から10月１日までロシアを訪問し、モルグロフ外務次官と第８回越露年次戦略対話をサンクトペテルブルクで行った他、モスクワでチトフ第１外務次官との協議を行った。
　双方は、オープンかつ信頼の精神で、二国間関係の推進策や共に関心のある世界や地域の問題について意見を交わした。
　双方は、越露の包括的戦略的パートナーシップ関係のこれまでの積極的な発展や両国の外交関係樹立65年記念活動を高く評価した。
　双方は、ベトナムとロシアの包括的戦略的パートナーシップ関係をより一層強固に発展させていく決意を確認するとともに、政治、経済・ビジネス、国防・治安、人文の各分野での任務、合意事項、優先的な協力プロジェクトの推進、両国の地方間の結びつきの強化および地域的な経済連携が進む中での２国間協力の強化で一致した。
　双方はまた、共に関心のある国際問題や地域情勢についてもより深い意見交換を行った。双方は、世界や地域の情勢が複雑に大きく変化する中で、両国が多国間の会合、国際機関、国連、ASEAN－ロシア関係、アジア太平洋地域における平和と安定の維持等において、協力や調整を強化していく必要があることで一致した。
　ホー・スアン・ソン外務次官はロシア訪問中、サンクトペテルブルク大学および同大学直属のホー・チ・ミン研究所を訪問した。
　ホー・スアン・ソン外務次官は、ホー・チ・ミン研究所が2010年の設立から今日までに成し遂げた功績を高く評価するとともに、ホー・チ・ミン研究所、さらにはサンクトペテルブルク大学がベトナムとロシアの友好・協力関係の強化により一層貢献し続けてほしいと希望した。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:相野那奈子 ）
（ 記事ID:1925 )