労働力輸出、もうすぐ10万人を超える
2015年10月27日付 VietnamPlus 紙

 海外労働管理局(労働傷病兵社会省)のデータによると、海外へ働きに出る労働者の設定数9万人は早期に達成された。この10か月間に、海外へ働きに出るベトナム人労働者は9万9415人(内女性が3万1772人)で、2015年の計画を4.65%上回り、去年同時期の109.1%にあたる。
 各企業からの報告書によれば、10月だけで海外に働きに出たベトナム人労働者は8857人(内女性は2878人)であり、台湾(中国)はベトナム人労働者の受け入れが最も多く4415人(内女性は1268人)で、続いて日本が2112人、韓国が843人、マレーシアが838人、サウジアラビアが302人、マカオ(中国)が40人、その他となっている。
 今年、労働力輸出の分野では労働協力協定が多く結ばれ、ベトナム人労働者に就労の機会を広げた。労働傷病兵社会省は、韓国とEPSプログラムにおける労働者の派遣と受け入れに関する特別覚書(MOU)を締結、実施を展開し、ベトナム-タイ、ベトナム-マレーシアの二国間労働協力を締結した。
 高水準労働市場については、労働傷病兵社会省は、ドイツでの老人養護分野における労働者派遣協力に関する文書に調印した。これはドイツで就労する高水準労働者数を年間500~700人に増加する機会である。
 協力強化はベトナム人労働者の就労機会を拡大するのみならず、海外へ働きに出るベトナム人労働者の権利を法的に守る基礎を作ることにもなる。その結果として今年のうちに海外に働きに出る労働者数は確実に10万人を超えるであろう。

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( 翻訳者:小泉友佑 )
( 記事ID:2032 )