キヤノンベトナムは11月２日、パー・ホアン幼稚園（ディエンビエン省ディエンビエン県パー・ホアン社）にドンメット分校を引き渡したことを発表した。
　これは同社が2007年から提唱している “Canon Friendship School project”　の一環であり、今までにベトナム国内の12省、84の学校（100を超える教室と14のトイレや手洗い場）を支援してきた。
　ドンメット分校は物不足とその深刻化によってディエンビエン県の中でも最も困難な地区にある分校である。キヤノンによって３つの教室と１つの附属物が建設される以前は、ドンメット分校の各教室は簡素な木で組み立てられ、周囲をビニールテントで囲ったものであった。
　引き渡し式で、キヤノンの代表は子供たちに文具や雨合羽など70人分のプレゼントを配った。
　キヤノンベトナム社長の相馬克良氏は、ドンメットの子供たちによりよい学習環境を提供できて嬉しいと語った。
　同社長は、地方政府の自助努力と若いボランティアの貢献によって、同社の社会活動がベトナムの教育にさらに一層貢献できることを期待した。

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（ 翻訳者:田中裕也 ）
（ 記事ID:2036 )