宗教分野における情報宣伝の工作を推進
2015年10月30日付 VietnamPlus 紙

 宗教分野における情報宣伝工作の集中的推進は、政府宗教委員会によって、ダナン市にて10月30日に開催されたシンポジウム「宗教分野での情報宣伝工作」での主要テーマとなった。
 シンポジウムに参加した各代表は、地方の宗教分野での実情や情報宣伝工作に対する認識・提案について集中的に意見交換した。また、情報宣伝工作における各地方の宗教委員会、各マスコミ機関、各宗教団体、各委員会・部門の間での協働工作について意見交換した。
 各代表は、効果的に実行された信仰・宗教の分野における情報宣伝のモデルを紹介し、同時に信仰・宗教についての宣伝効果を高めるニュースや記事を書く業務の経験を分かち合った。
 政府宗教委員会副委員長のズオン・ゴック・タン氏によると、宗教を信奉する国内外のベトナム人は、民族の大団結と切り離すことのできない一部である。
 国内の人々をはじめ海外のベトナム人と世界の人々は、ベトナムでの宗教・人権状況や宗教団体の活動に対し常に関心を持っており、特に、信仰・宗教に関する党と国家の路線・方針・政策への関心は強い。
 これまで、政治体制内の通信社や新聞雑誌社は、宗教についての党の観点や国家の政策・法律の宣伝をうまく行なってきたし、行なっている。人々の宗教生活の動きや真実を反映し、宗教に関する方針・政策を幹部、公務員、職員、聖職者、宗教修行者や各階層の人民、そして国際的友人たちに伝える重要な貢献をした。
 上記の活動は、 宗教についての国家の管理工作の認識と効果を高め、政治的安定を保持し、祖国の建設と防衛に同胞が積極的に参加するよう動員するのに貢献してきた。
 政府宗教委員会によれば、ベトナムは信仰と宗教について多様な国であり、多くの人が宗教を信奉している。現在、人口の約95%以上が、信仰・宗教を持っている。38の宗教団体が、組織面についての公認と活動の登録証を発給されている。2400万人以上の信者(人口の約27%を占める)のうち、聖職者や宗教団体職員が10万人以上で、宗教の礼拝所が2万7000か所以上である。
 宗教の聖職者・信者は、地域社会のなかでとても重要な役目を果たし、国土の建設と防衛に少なからぬ貢献をしている。

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( 翻訳者:寺澤美佐子 )
( 記事ID:2041 )