トマトに成熟促進剤を散布し販売していることに対して消費者が心配
2016年01月05日付 The Voice 紙

ヒンダタ 1月4日

デルタ地帯、エーヤーワディー管区域の多くの郡にある沖積地農地において生産されている沖積地栽培のトマトを、市場でいち早く販売できるように、一部の農民が成熟促進剤を散布し、販売していることに対して、長期的な被害を心配していると消費者が語った。

青いトマトを熟す前に収穫し、午後、事前に地面に掘っておいた穴の中に入れて、成熟促進剤を散布して覆っておくと、明け方の売りに出す時間には熟したトマトが食べごろになっていること、薬を撒いて成熟を促進させたトマトの元の種類は大きくなる傾向があるため、よく売れる大きさのものを早めに収穫して薬を散布していると考えられ、熟したトマトに種がなかったり、あるべき果柄や葉が少ししかついていなっかたりすることがあることを消費者らが語った。

市場でのトマトの販売のために、沖積地栽培を営む多くの農民が農薬を使用するようになっており、消費者の長期的な健康被害が心配されるので、自然に熟したものだけを販売し、農民がみなで自主的に薬を使用したものの販売を慎むべきであると、ヒンダタ市に住む、沖積地農民のウー・チーミンが語った。

雨季に農耕のできないエーヤーワディー管区域の消費市場の一部では、他の管区域から運び込まれて販売されているトマトの値段が高いときに、地元で生産された沖積地栽培のトマトも同じくらい高い値段にするため、成熟促進剤を使って販売していることをエーヤーワディー管区域の多くの沖積地農民が語った。

ヒンタダ県から栽培され出荷されるトマトの値段がそう簡単に下がるわけではないため、成熟促進剤の使用をできる限り控えるべきであると、ザルン郡で代々、沖積地農業を営むウー・チーキンが考えを述べた。

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( 翻訳者:松浦宇史 )
( 記事ID:2227 )