愛知県、工業分野でのベトナムの人材吸収を望む
2015年12月15日付 VietnamPlus 紙

 ベトナム通信社日本特派員によると、愛知県の支援で、ベトナム帰国愛知県留学生会(VARONET)と東海地域の在日ベトナム学生青年協会(VYSA東海)が日本企業との定例交流会を開催しました。
 企業との交流会は12月13日に名古屋工業大学(名工大)で開かれ、愛知県庁の代表者と、30企業の代表者、そして日本で学び働くおよそ100名のベトナム人が参加しました。
 開会の挨拶で、県政策企画局国際課からの代表のタバタマサミ氏は、愛知県とベトナムの間の経済と教育の交流強化を希望すると述べました。
 交流会で、ジャパンオリジナル社の秋田武社長は、日本とベトナム両国をつなぐビジネス企画について話しました。
 交流会に参加したベトナム人学生らもまた、日本の大学での奨学金申請の経験について話しました。
 VARONETメンバーのグエン・コン・フアンさんは、愛知県は工業界に優位性があり、特に工業分野でベトナム人労働力に対する需要があると考えています。
 フアンさんによると、学生は卒業後、愛知県内の企業に就職する機会があるということです。これは、両国の工業界の発展に貢献したい若者にとっては非常によい機会となっています。
 日本企業と、日本で学び働くベトナム人との間の交流会が開かれるのは2010年から数えて5回目のことです。

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( 翻訳者:松本美里 )
( 記事ID:2265 )