越僑企業はベトナム商品にとっての「使者」
2016年01月01日付 VietnamPlus 紙
およそ450万人のベトナム人が現在世界109か国で生活、労働、勉強している。ベトナム人コミュニティは現地社会でますます生活が安定し現地社会に調和し、注目に値する知的経済的ポテンシャルを持つようになっている。
最近ハノイで開催された「祖国と共に発展する越僑企業家と企業」フォーラムに出席していた外務省次官兼在外ベトナム人国家委員会委員長のヴー・ホン・ナム氏がベトナム通信社リポーターのインタビューに答えた。
―あなたは過去における越僑企業家と企業の投資誘致が国家に貢献した顕著な結果についてどう評価しますか。
ヴー・ホン・ナム氏:近年、在外ベトナム人コミュニティはその規模、メンバー、ポテンシャル、社会地位のすべてにおいて強く発展している。故郷への愛着と民族の自尊心から、在外ベトナム人は対外政治、経済、文化、科学、技術、教育訓練など多くの分野おいて積極的に国家に貢献している。
在外ベトナム人の国内投資の傾向は、在外ベトナム人が国内における投資の資本をもたらす、海外に輸出するための国内商品を調達する、ベトナムでの生産・投資に海外の技術を導入する、といった形式の下にこれまで強く発展してきた。
在外ベトナム人国家委員会はその任務と職務において、各省、委員会、部門、地方と協力し、在外ベトナム人が国内で効果的な投資を発展させ続けるための便宜をはかり、サポートを行っている。
今日までに、総計63省・市のうちの51省・市で在外ベトナム人の投資案件がある。
ベトナムにおいて、現在およそ6,300の越僑企業が、主に貿易、旅行、建設、不動産、輸出品生産、養殖、海産物輸出などの分野で2,000もの案件で活動している。
多くの在外ベトナム人の企業・事業家は国内における大規模投資案件を多数もたらし、Techcombank、VPBankなどの銀行業界、不動産・商業センター業界においてはVinGroup、Melinh Plazaなど、ホテル業界ではFurama、製造業ではEurowindow、Masan、My Lan化学製品会社など、旅行業界ではSunGroupグループ、Eden Dalat Resortなど、廃棄物処理分野ではDa Phuoc社などの主要株主となっている。
これらの案件は雇用を創出し、技術訓練、地方の社会経済の発展と国家予算の収入源の増加に貢献した。
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( 翻訳者:吉澤萱 )
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