４月７日朝、第13期国会第11回会議において、ベトナム共産党政治局員、政府副首相、第13期国会代表であるグエン・スアン・フック氏が国会により政府の首相職に信任・選出された。
　ベトナム通信社は、グエン・スアン・フック首相の経歴を如何に紹介する。

１．氏名：グエン・スアン・フック
２．生年月日：1954年７月20日
３．出身地：クアンナム省クエソン県クエフー社
４．住所：ハノイ市バーディン区ディエンビエン坊
５．民族：キン族
６．宗教：なし
７．現在の学歴：
―　普通教育：10年生
―　専門分野：ハノイ国民経済大学経済学士（1978年）
―　外国語：英語Ｂ、ロシア語Ｂ
８．勤務地：政府事務所
９．入党日：1982年５月12日
　　正式な入党日：1983年11月12日
10．第10期、11期、12期の党中央委員。
　　第11期、13期の政治局員。
11．第11期、13期の国会代表。
12．1999年～2004年、2004年～2011年のクアンナム省人民評議会代表。

＜経歴＞
―1966－1968：革命戦区に赴き、党によって選ばれて北部で訓練を受ける。
―1968－1972：普通教育を受ける。高等学校の青年団書記。
―1973－1978：ハノイ国民経済大学学生、青年団体支部書記。
―1978－1979：クアンナム・ダナン省経済管理委員会幹部
―1979－1993：クアンナム・ダナン省人民委員会の専門員、事務局副局長、事務局局長。
　　　　　　　　同省人民委員会の党委書記。第１期と第２期のクアンナム・ダナン党民政
　　　　　　　　団体党委・委員。国家行政学院において国家行政管理を学ぶ。
―1993－1996：クアンナム・ダナン省観光局局長兼フラマ・ダナン観光区経営評議会主席。
　　　　　　　同省計画投資局局長。第15期と第16期のクアンナム・ダナン省党委・委
　　　　　　　員。ホーチミン国家政治学院で高級政治理論を学ぶ。シンガポール国立大学　
　　　　　　　で経済管理を学ぶ。
―1997－2001：第17期と第18期のクアンナム省党委常任委員会委員。クアンナム省人民
　　　　　　　委員会副主席、同常任副主席兼工業区管理委員長。第６期クアンナム省人　
　　　　　　　民評議会代表兼同省合作社連合主席。
―2001－2004：第18期クアンナム省党委・副書記。省人民委員会主席、第６期クアンナム
　　　　　　　省人民委員会・党幹事委員会書記。第11期国会代表。クアンナム省国会代
　　　　　　　表団長、第11期国会経済・予算委員会委員、兼クアンナム省科学技術協会
　　　　　　　連合主席。
―2004－2006：第19期クアンナム省党委・副書記。省人民委員会主席、第７期クアンナム
　　　　　　　省人民委員会・党幹事委員会書記。第７期クアンナム省人民評議会代表。第
　　　　　　　11期国会代表、経済・予算委員会委員。
―2006年３月―2006年５月：政府検査院副院長。第10回党大会において、党中央委員に
　　　　　　　　　　　　　選出される。
―2006年６月―2007年８月：党中央委員（第10期）。政府官房常任副主任、政府官房・党
　　　　　　　　　　　　　委副書記。第11期国会経済・予算委員会委員。　　　　　　　
―2007年８月―2011年１月：党中央委員（第10期）。政府官房・党委書記、政府官房長官。
　　　　　　　　　　　　　政府・党幹事委員会委員。中央機関・党支部執行委員会委員。
　　　　　　　　　　　　　政府首相の行政手続き改革工作組・組長。
―2011年１月―2011年７月：党政治局員（第11期）。政府・党幹事委員会委員。政府官房・
　　　　　　　　　　　　　党委書記、政府官房長官。
―2011年８月―現在：党政治局員（第11期と第12期）。政府・党幹事委員会副書記、政府
　　　　　　　　　　副首相。ベトナムーラオス政府連携委員会主席。政府の西北指導委員
　　　　　　　　　　長、犯罪予防対策指導委員長、密売・不正取引予防対策国家指導委員
　　　　　　　　　　長、行政改革指導委員長。国家交通安全委員会主席。腐敗防止室中央
　　　　　　　　　　指導委員会副委員長。中央司法改革指導委員会副委員長など。
―2016年４月７日：第13期国会第11回会議において、国会により政府首相に選出される。

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（ 翻訳者:尾崎菜南 ）
（ 記事ID:2389 )