韓国の貿易・工業・エネルギー省の４月１日付け報告は、2016年３月の韓国のベトナム向け輸出が、他の重要な輸出市場において減少しているにもかかわらず、引き続き大きく増加していることを明らかにした。
　報告によると、ベトナムは引き続き先月において最も輸出が伸びている市場であった。2016年３月の韓国のベトナム向け輸出の総額は前年同期と比較して13.5パーセント増加した。ベトナムに次ぐのはＥＵとインドで、それぞれ12.7％、11.7％増であった。
　先月の韓国の輸出総額は429億ドルで、前年同期と比べて8.2％減少した。減少速度は２月の12.2％と比べると緩やかになり、貿易黒字は輸入の減少が輸出の減少よりも大きいため連続して50か月増加し続けている。
　このアジアで４番目の経済大国の輸出は前年同期と比べて連続して15か月減少しており、この国の歴史で最も長期の減少期間である。最大の輸出市場である中国向けの韓国の輸出は、９か月連続減少を続け、３月には12.2％減少した。減少速度は１月の21.5％、２月の12.9％と比べると緩やかになった。

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（ 翻訳者:村上慎太朗 ）
（ 記事ID:2392 )