４月17日までに、各中央機関と全国各地は第３回協商会議を終え、基準を満たした第14期国会議員及び2016年～2021年任期の各級人民評議会議員の立候補者リストが作成された。
　リストによれば、第３回協商会議後、第14期国会議員立候補者は全国で1,121名に上った。
　中央においてベトナム祖国戦線中央委員会主席団が開催した第３回協商会議では、各中央機関・組織の第14期国会議員立候補者197名が掲載されていた暫定リストについて表決を行い意見の一致を見た。
　63省及び中央直轄市（以下、「各省」）に常駐する国営ベトナム通信社（TTXVN）の記者のまとめでは、第３回協商会議後、各省では第14期国会議員立候補者リストに735名、省級の人民評議会議員立候補者リストには6,462名が掲載されたとしている。
　リストによれば、国会議員立候補者のうち多くの地方で少数民族の立候補者数がかなり高い割合に達している。例えば、ライチャウ省では立候補者８名全員が少数民族であり、ランソン省でも８名全員、コントゥム省では８名中７名、ラオカイ省では８名中６名に上る。
　ヴィンフック省、クアンガイ省、カーマウ省など一部の地方では、国会議員立候補者リストに名前が掲載された女性候補者の割合は、50％以上を占めている。
　第３回協商会議を通過した青年立候補者は、カーマウ省（63.6％）、クアンガイ省（60％）、キエンザン省（50％）など一部の地方でかなり高い割合を占めている。
　各省のベトナム祖国戦線常任委員会は、国会議員及び人民評議会議員の立候補者に対する居住地域における有権者からの意見・評価を聴取し信任を諮るための各会議が、有権者の参加手続きを正しく則り、民主性、公開性を確保したうえで開催されたことを認めた。
　第３回協商会議に参加した各代表者は、民主的精神をもって討論をすすめ、規定に基づく各基準を満たした立候補者の正式名簿を推薦することについて表決し賛成した。
　第３協商会議の後、地方の各機関・組織は、立候補者の正式名簿が公表される日（2016年４月27日）以降、立候補者が選挙活動を開始するために有権者との対話会議を開くことを予定している。

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（ 翻訳者:森本真由、吉野珠子 ）
（ 記事ID:2462 )