国会議員選挙に正式に立候補する870名の名簿を公表
2016年04月26日付 VietnamPlus 紙
4月26日午後、国家選挙評議会は記者会見を行ない、第14期国会議員500名を選ぶ国会議員選挙に全国184選挙区で正式に立候補する870名の名簿を公表した。
記者会見を主宰したのは、国会総書記・国会事務局主任・国家選挙評議会委員・同評議会事務局長のグエン・ハイン・フック氏、情報通信相・国家選挙評議会委員・同評議会事務局次長のチュオン・ミン・トゥアン氏、議員工作委員長・国家選挙評議会委員のチャン・ヴァン・トゥイ氏の各同志である。
国内外のマスコミの指導者・記者200名以上が記者会見に出席した。
記者会見で、グエン・ハイン・フック国会総書記は、第14期国会議員選挙立候補者の全国の選挙区ごとの正式な名簿についての決議を公表した。
総数870名のうち、中央が推薦した人が197名、地方が推薦した人が673名で、競争率は1.74倍(そのうち自薦者が11名)となった。
全国的な立候補者の内訳は次の通り。女性は339人(38.97%)、少数民族は204人(23.45%)、非党員は97人(11.15%)。第13期国会の再選者は168人(19.31%)。40歳以下の若い世代は268人(30.80%)。
中央が推薦した197人のうち、党機関が12人(6.09%)、国家主席機関および司法機関が5人(2.54%)。国会機関が113人(57.36%)。政府機関が17人(8.63%)。国防省(国防相、軍区、軍種を含む)が15人(7.61%)。公安省(公安相を含む)が3人(1.52%)。国家会計検査院が1人(0.51%)。ベトナム祖国戦線および傘下組織が31人(15.74%)。
注目すべきは、地方が推薦した立候補者のうち、女性が310人(46.06%)、少数民族が187人(27.79%)、非党員が90人(13.37%)、40歳以下の若い世代が262人(38.93%)であり、一方、第13期国会の再選者が67人(9.96%)となっていることである。
党・国家の指導者の立候補配分についての記者の質問に答えて、フック総書記は党・国家の指導者は全国各地で均等に配分されていると述べた。
一時的に拘束・拘禁されている人の場合の公民権執行に関する記者の懸念について、フック総書記は、これらの有権者に対して法律は公民権を失ったとしてはいないので投票は認められる、と述べた。「当該者が投票するのを保証するために多くの投票形式がとられる。有権者名簿を作成する過程は逐一公開される」と同氏は明らかにした。
女性や少数民族の人が選挙運動を展開するための条件づくりに関する記者の質問に答えて、チャン・ヴァン・トゥイ氏は、国家選挙評議会、各級の選挙委員会と祖国戦線によってこの問題は具体的にとりわけ関心をもたれている、と語った。
ベトナム婦女連合会、国会の民族評議会は独自の研修プログラムをもち、各地方もこれらの対象者への研修プログラムがあり、経験を伝えている。最近、国会の社会問題委員会と女性議員団も立候補者に経験を伝え知識を蓄えてもらうために2回のフォーラムを開催している。
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( 翻訳者:今井昭夫 )
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