越中、海上でのあまりセンシティブでない分野での協力について交渉
2016年04月22日付 VietnamPlus 紙
4月19日から22日まで、青島において、中国は、越中海上でのあまりセンシティブでない分野での協力について、作業グループの第8ラウンドの交渉を行なった。
ベトナム側の作業グループ長は、レ・クイ・クイン外務省国家国境委員会海洋局長である。中国側の作業グループ長は、周健・外務省国境海洋事務代表である。両国の外務省や関係のある各省、部門、地方の代表も交渉に参加した。
双方は、越中海上の問題を解決に導く基本原則に関する合意、2016年4月に行われた両国外務次官の会合の結果を含む、各級で達した共通認識を引き続き実行し、あまりセンシティブでなくより大きな進展を達成できる分野での協力を積極的に促進していくと述べた。
双方は広範な意見の交換をし、すでに締結した海上でのあまりセンシティブでない分野での協力プロジェクト実現の促進において多くの共通認識に達することができた。このプロジェクトには、紅河デルタと長江デルタエリアの全新世期の堆積比較研究、北部湾エリアの海や島の環境管理に関する研究協力が含まれる。同時に、双方はまた他の協力分野についても予備的な意見を交換した。
2012年の「越中海上の問題を解決に導く基本原則に関する合意」を実行し、双方は海上でのあまりセンシティブでない分野で協力する作業グループの仕組みをつくり、海上でのあまりセンシティブでない分野での協力について意見を交換し、促進してきた。
今日までに、この仕組みは8回の交渉を開催しており、そして海上でのあまりセンシティブでない分野における協力プロジェクトを2つ締結させ、両国間の海上での協力強化という役割を積極的に果たしてきた。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:嘉田浩 )
( 記事ID:2475 )