地方の女性労働者の62%以上が3つの職種で訓練されることを望む
2016年04月21日付 VietnamPlus 紙
5つの省や都市で行われた調査では、地方の女性労働者の大多数は、転職してより良い仕事を探したいと表明している(62.8%を占めている)。しかし、彼女らの多数は雇用についての情報や知識が足りていない。彼女らも各企業で仕事を得るのに自分たちの能力は十分でないと感じている。これは、地方の女性労働者の訓練の大きな需要を示している。
この情報は、ベトナム女性連合と韓国国際協力機構(KOICA)によって行われた「2016-2020年期の高度な女性人材育成の戦略計画の研究と立案」会議で発表された。
女性労働者の訓練の必要性
高度な女性労働者の実情と訓練の需要の調査は、ハノイ市、ランソン省、バクニン省、ニンビン省、クアンニン省の5つの省と都市で行われた。調査の結果、62.4%の女性労働者が職業訓練の需要を持っていた。
ジェンダー開発学科長(ベトナム女性研究所)で、調査チームのリーダーであるズオン・キム・アィン博士によると「地方の女性労働者のほうが、企業の女性労働者よりも職業訓練の需要が高い。企業の労働者の職業訓練需要は、すでに訓練を受けた専門のレベル向上である一方、地方の女性労働者が需要を持っているのは、まだ訓練を受けていないためです」。
地方の女性労働者は、農林水産業、食料食品飲料加工技術、経営業と工芸品製作を含む応用的な美術職などの学習を希望している。
一方、企業の女性労働者は、パソコンスキルや情報技術、経営などを学びたがる傾向がある。これらはいずれも魅力的な産業で、現在の国際統合の時代における労働市場に対応すべく多くの人が選択した。
女性労働者の多くは、これらの職業訓練の期間について、1~3か月か3~6か月を望んでいる。このグループが大多数を占めるのは、彼女らに家族があるからだ。別のグループは1年かそれ以上のより長い訓練を求めており、彼女らの多くは21~25歳の若い年代で、多くが未婚である。
地方の女性労働者たちは、研修の形式について、仕事や生活に便利なように住まいの近くで直接学べることを望んでいる。一方企業の女性労働者は、働きながら学べる形を望んでいる。
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( 翻訳者:石井恵梨、樋口由里子 )
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