和歌山県は、ベトナムと観光・漁業の協力強化を望む
2016年04月27日付 VietnamPlus 紙
4月22日から25日の間、グエン・クオック・クオン駐日ベトナム大使は日本の和歌山県を訪れた。この訪問は、自由民主党(LDP)総務会長であり、日越友好議員連盟会長でもある二階俊博氏の招待により実現した。
和歌山県は二階俊博氏の故郷で、日本における歴史的価値や自然の美しさ、果物や花の栽培で有名な地である。
交流会では、二階俊博氏が県議会議員や地方政権の指導部にベトナム民族の英雄の歴史や、日越間の日々深まる友好関係や緊密な協力関係について紹介した。
二階俊博氏は、ベトナムが不屈の民族であり、日本国民がベトナム国民を深く敬服し尊重していることを強調した。
グエン・クオック・クオン大使は、数十年に渡り日本政府や日本国民から厚情と貴重な支援を受けてきたことに深い感謝の意を表明した。そこには二階俊博氏が現在会長を務める日越友好議員連盟が大きく貢献しており、日越関係がこれまでで最も素晴らしい発展期を迎えることに貢献していると述べた。
これに先立ち、4月25日午後の和歌山県知事事務室での会合において、仁坂吉伸知事は、県内各企業との2015年3月のベトナム訪問が、県が伝統的な強みを持つマグロの漁と保存管理や、高品質農業などの分野におけるベトナムの農業農村発展省といくつかの地方との協力の機会を広げたことについて言及し、同時に、観光や学生と実習生の受け入れに関してベトナムと協力する領域をより広げていくことを希望すると表明した。
グエン・クオック・クオンベトナム大使は、仁坂吉伸知事の提案と努力に感謝し、ベトナムの各地域と和歌山県との間の協力関係のさらなる推進・強化のために尽力を惜しまないことを約束した。
この機会に、グエン・クオック・クオン大使は県の多くの市の指導部、企業、そして農家と会談した。ベトナム大使館の訪問団は、県のいくつかの歴史的な場所や有名な景勝地、特に、和歌山県の夏の美しい観光地である紀の川市を訪れた。折しも日本の蓮の花とベトナムの蓮の花が互いの美しさを競っており、日越両国民の間の友情の象徴となっていた。
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( 翻訳者:森本真由、山森美佳 )
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