ベトナムと日本はインフラの発展の協力を促進する
2016年05月29日付 VietnamPlus 紙
5月29日の午後、チン・ディン・ズン副首相はベトナム政府高級官僚団と共に在日ベトナム大使館を訪れ、大使館幹部・職員や在日ベトナム人コミュニティの代表者らと意見交換した。
この席でチン・ディン・ズン副首相は、党・国家・政府に与えられた職務を確実に遂行することにあたっての大使館幹部・職員全体の積極的、効果的、実質的な寄与が、各々の領域で大きく発展するベトナムと日本の間の広範な戦略的パートナーシップの促進に重要な貢献を果たしてきたということを明らかにした。
副首相はまた、訪問団の訪日とアジア未来会議参加のための準備業務を高く評価した。
国勢やベトナムと日本の広範な戦略的パートナーシップに関する大筋について意見を交換した後、チン・ディン・ズン副首相はベトナムと日本の協力の潜在能力はまだまだ大きい、なぜなら両国はお互いに信頼があり、共に発展し共に互いが自国の発展の機会であると見なせる相互に補完し合う比較優位性を持っているからであると述べた。
二国の指導者はまた、大規模なプログラムや計画を多く展開することに関して合意している。
チン・ディン・ズン副首相は、今回の日本訪問では、アジア未来会議の各活動への参加とあわせ、両国間の協力、中でも2020年に至る国土開発戦略の中で高い優先権が与えられているインフラ開発の分野における協力を促進するために、日本の各官庁、経済組織、企業などの代表者と会見・意見交換を行う機会があると述べた。
日本の優位性とベトナムの発展目標に基づき、チン・ディン・ズン副首相は在日ベトナム大使館に両国指導部の合意を調整し展開していくこと、ODA財源を高いまま維持するよう日本に働きかけること、各インフラ事業分野、中でも高品質インフラ、エネルギー、裾野産業、農業、環境、気候変動への対応といった分野での協力を促進することを提議した。
副首相はまた、日本からの質の高いFDI財源を誘致すること、技術移転の促進、それから農産物を含むベトナム製品に日本の市場の扉をより開くこと、国家の工業化、現代化という事業のために外部の力を最大限に得ていくことの大切さを強調した。
その一方で副首相は、大使館はベトナム公民の保護と日本で生計を立て学び働くベトナム人コミュニティの支援の必要がある、同時に二国の架け橋の役割を果たしその結果日ごとに力強く発展し成果を上げる日越の協力関係の促進に貢献するようにとも述べた。
この機会にチン・ディン・ズン副首相は在日ベトナム大使館に政府首相からの表彰状を授与した。なぜならば大使館は2011~2015年の段階における新たな農村の建設に尽力するという全国競争運動の中でその優秀さを象徴する成績を収めたからである。
これは政府がベトナム大使館の社会主義の構築事業と祖国防衛への積極的な貢献、中でも日本とベトナムの農業協力関係を促進し突破口を作った実質的で効果的な貢献を承認したということである。
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( 翻訳者:仁比祥太、村上慎太朗 )
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