ベトナム電力グループ(EVN)、チュオンサの島々への電力供給を保証
2016年06月08日付 VietnamPlus 紙
ベトナムに属すチュオンサ諸島のソントゥータイ島
ベトナム電力グループ(EVN)は、運行管理を受け入れる準備をするため、チュオンサ[中国名は南沙]の島々への電力供給の調査を開始した。
EVN構成員評議会のメンバーであるファム・マイン・タン氏によると、今後、EVNは海軍司令部と意見をすり合わせ、同グループがチュオンサ諸島の島々への電力供給の保証に参加するための方針を通すよう政府に報告する。
EVNはまたダーロンセー島の多目的文化センターへ投資・拠出し、島々の幹部、兵士、人民を訪問し贈り物をした。このことは、同グループの10万6千人余りの幹部・職員・労働者の心と気持ちが海・島に向かっており、全国の軍民と共に海・島の主権をしっかり守るのに貢献していることを体現した贈り物である。
EVN指導者は、同グループが今日のように発展してきた要因の一つが、安定し恵まれた政治環境と安全を確保した国防環境があったことだ、とした。それゆえ、広くは経済・社会の発展のために電力を保障する責務を果たし、僻地や国境地方、島嶼の地域に対して電力を供給すること、そして狭くはチュオンサを支援することは、政府が同グループに託した、国や人民に対する政治的責任・任務である。
EVNは、2016年初頭までに全国で99.8%の社[行政村]に電力が通り、そして電気を利用できる世帯数が98.76%に達したと明らかにした。ほとんどの国境付近の社にはすでに電力が行き渡っており、それは国境地方の経済発展や安寧維持に貢献している。
海上では、EVNは現在12の県となっている島のうちの9つへ電力供給を引き受けており、またランソン、ホンゲ(キエンザン省)、クラオチャン(クアンナム省)のような社となっている島々に対して国家電力システムより電力供給を展開し続けている。
このように、今日から2020年までにEVNは、2013年11月8日の首相決定2081号による政府首相の認可を既に得た、2013年から2020年までの農村、山岳部、海上への電力供給計画内の各プロジェクトを完成させるのに注力し、ほぼ全ての農村世帯に電気が通じることを保証していく。
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( 翻訳者:嘉田浩 )
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