ベトナム海軍、6隻目のゲパルト型警備艦を所有へ
2016年06月09日付 VietnamPlus 紙

設備を取付中のゲパルト3.9型警備艦
ロシアのスプートニク通信によれば、ロシアの国営企業グループ・ロステックは5月29日、現在ロシアとベトナムがベトナム海軍向けゲパルト3.9型警備艦の5隻目および6隻目の追加発注について協議中であると明らかにした。
ロステック社は、「現在、双方(ロシアとベトナム)はゼレノドリスクでのベトナム海軍向けゲパルト3.9型警備艦の第3次建造計画(2隻分)について協議している」と明言した。
これより先の5月26日、ゼレノドリスク造船所で4隻目となるゲパルト3.9型警備艦の進水式が盛大に行われた。
警備艦はゼレノドリスク設計建造局の専門家たちがベトナム海軍への配備用に設計したもの。
ロシア工場の正式代表であるアンドレイ・スピリドノフ氏は、現在工場内に係留されている警備艦は今夏の終わりまでに最新の設備などが取り付けられると述べた
警備艦の海上での公海試運転は9月に行われる予定。
ゲパルト3.9型警備艦は中型護衛艦として分類され、排水量約2000トン、最大航続距離約5000カイリ、連続航海日数45日間。
警備艦はまた、海上や海中の照明、商船の護送、密漁や海賊対策、遭難船の支援、海上での捜索・救難救助など非軍事的な活動にも参加する。
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( 翻訳者:片方明 )
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