ホーチミン市、高価値サービスを発展させるためのインフラ投資を呼びかける
2016年06月13日付 VietnamPlus 紙
6月13日、ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン委員長が、YPO(ヤング・プレジデンツ・オーガニゼーション)及びWPO(ワールド・プレジデンツ・オーガニゼーション)に属する在ベトナムの各企業の指導者たちと面会し、協議を行った。
協議において、フォン委員長は、ホーチミン市の目標は東南アジア地域の金融・貿易・サービスの中心地になることであると述べた。
その目標を実現するために、ホーチミン市は国内外の大企業と共に行動する必要がある。現在、ホーチミン市は都市インフラへの投資拡大に特に関心を寄せ投資を呼びかけ、ビジネス投資環境を改善し、高価値サービスとハイテク工業・農業の発展に関心を持っている。
フォン委員長は、ホーチミン市が発展に向け極めて大きな、長期的視点に立つ潜在能力を持っていると述べた。今日のようにベトナムで経済統合が深化するなか、業務面での刷新を行い、また国家管理者の能力を向上させる一方で、各企業は力強いドイモイ精神を以て各管理機関とともに行動することが必要であり、それによってはじめて外国企業からの挑戦を受けて立つことができる。
フォン委員長の意見を共有し、ベトナムのYPOやWPOの指導者は、現在、ホーチミン市が投資を呼びかけている案件や分野に関心を表明した。
各企業からの代表も、大規模な国際展示センター建設の必要性についての研究、各企業を呼び込む方策の検討、外国からホーチミン市へのビジネス拡大に際する大規模な金融スキーム、仕事面でハイクラスな人材を得るための優遇措置(例えば、個人所得税の免税、教育費の無償化、専門家のための医療)についての検討など、ホーチミン市の指導者に具体的な要請を伝えた。
フォン委員長によれば、特に現在、ホーチミン市が、都市のための特別スキームを中央に上程する計画案を策定しているところ、各企業の代表からの要請は極めて重要である。
YPOは、世界130の国々約24,000人の会員から成る、若い社長や会長が集まる非営利の世界規模のネットワークである。WPOは、YPOと同様の組織であり、45歳以上の会社代表者のため設立された。現在ベトナムでは、YPOには31名、WPOには13名のメンバーが所属している。
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( 翻訳者:森本真由、山森美佳 )
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