ベトナム共産党中央執行委員会:第3回総会コミュニケの発出
2016年07月07日付 VietnamPlus 紙
第12期党中央執行委員会第3回総会
第12期党中央執行委員会第3回総会

 緊張感と厳粛さを以て行われた4日間の日程を経て、7月7日午後、党中央執行委員会総会第3回総会での全プログラムが終了した。党中央執行委員会は総会コミュニケを発出したところ、全文次の通りである。

 2016年7月4日から7日まで、第12期党中央執行委員会は第3回総会(「3中総」)を開催し、第12期党中央執行委員会、党政治局、党書記局の勤務規程、第12期党中央監査委員会の勤務規程、党規約施行規定および党規約第7章と第8章における検査・監査・党処分に関する規定、2016年~2021年の国会任期の組織および各国家機関における役職者の人事の推薦、2中総から3中総までに実施された党政治局の重要業務およびその他若干の重要問題の報告に関する意見聴取について協議を行い、決定した。グエン・フー・チョン党書記長同志が総会を主催し、開幕と閉幕スピーチを行った。

1.第12期党中央執行委員会、党政治局、党書記局の勤務規程について
 党中央執行委員会は、第12期党中央執行委員会、党政治局、党書記局の勤務規程について、熱心にかつ率直に討議し、合意の結果、これを採択した。
 これは、党中央執行委員会、党政治局、党書記局、党中央監査委員会の機能、任務、権限、勤務規程および業務方法について明確に定め、党規約を具体化した重要文書である。各規程の内容は、第11期及びそれ以前の各期の勤務規定を継承しつつ修正し発展させたものであり、具体的かつ緊密な新規の規定を加え、実状に見合ったかたちで、党の組織・活動原則、特に民主集中の原則の実施を正しく確保し、党における行政手続き改革と党の指導方法の刷新を継続するための根拠とし、各分野における党と国家の大局的かつ重要な問題に対する党中央執行委員会、党政治局、党書記局、党書記長の責任と権限を確認・明確化すると同時に、具体的な一部の分野における生活のニーズに対応し、国家機関、ベトナム祖国戦線、政治・社会団体に対する党の指導の質と効果を刷新し高めるものである。
 また、同規程は、党政治局、党書記局、党中央執行委員会、党中央監査委員会のそれぞれの同志が手本となり、主体性と創造性を発揮して規定を円滑に実現し、委ねられた機能と任務を実施するよう求めている。

2.党規約施行規定および党の検査・監査・党処分に関する規定について
 第11期党規約施行の総括報告に基づき、また第11期党中央執行委員会の各規定および実際上の要請から、党中央執行委員会は、施行を通じ浮き彫りになった問題点や不首尾の内容をより明確に定めるため、討議し、意見聴取を行った。
 具体的には、監査の対象と内容に関する規定、党支部による党処分の執行権限に関する規定、党支部の定期活動に関する規定、党歴の算定に係る(正式な党員になる前の)予備党員の期間に関する規定、申立て・党処分の検討と解決の具体的な分担に関する規定、党委員会に参加する党支部外の党員の指定要件に関する規定、党支部局(訳注:末端の党委員会直属の党の一組織)の機能と任務に関する規定、党内の顕彰形式に関する規定、党支部の検査・監査業務に関する規定、各レベルの監査委員会の任務に関する規定、党処分の執行とその表決に関する規定、党処分の申立てに関する規定などである。
 これらは、厳格に研究し徹底して実施しなければならない党の手続きと業務の方法と規定に属する重要問題である。

3.党中央執行委員会は、2016年~2021年任期の各国家機関における役職者の人事推薦に関して審議を行い慎重に検討し、大勢の意見が一致したところ、第14期国会第一会期に選出あるいは承認のためこれを上程し、一名の党中央執行委員会委員同志を党中央監査委員会に補充するための選出を行う。

4.党中央執行委員会は、2中総から3中総までに党政治局が解決した重要業務とその他重要問題に関する党政治局報告について研究し、意見聴取を行った。党中央執行委員会は、党政治局、党書記局の指導の質と効果をより高めるため、党中央の各同志から寄せられた意見を受け入れるよう党政治局に委ねた。

5.党中央執行委員会は、全党、全人民、全軍が、達成された成果と長所を発揮し、課題と脆弱面を克服し、団結を強化し、意志と行動を一致させ、2016年下半期と同年年間の経済社会発展任務に全力を傾けより良く実施し、第12期党大会の決議を生活に浸透させ、一歩一歩着実に結果を出すべく、党中央、国会、政府の各決議とともに今般の3中総決議を真に円滑に実施するよう呼びかける。

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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:2737 )