中越国境ヴィスエン戦線における英雄烈士を追悼する線香を手向ける
2016年07月12日付 VietnamPlus 紙
ヴィスエン戦線の英雄烈士追悼記念館
7月12日、ハーザン省ヴィスエン県タイントゥイ社ナムガット村の468高地にある英雄烈士追悼記念館において、第356師団の数百人にのぼる退役軍人がかつての戦場を訪れ、ヴィスエン戦線の英雄烈士を追悼する線香を手向けた。
32年前の7月12日、第356師団に属す600人近くの兵士が、ハーザン省ヴィスエン県タイントゥイ社において祖国の北方国境を防衛する戦闘で果敢に犠牲となった。
第356師団は主力軍としての任務を遂行し、第313師団、第316師団と共に戦い、多くの部隊が祖国の国境の地を防衛する工作を首尾よく果たした。
その年の国境防衛の戦闘において、祖国のために果敢に犠牲となった兵士の夥しい数の遺骨が現在もまだ戦場に横たわっており、地雷がまだ多く残っているため、烈士の共同墓地や家族の元で埋葬できておらず、生き残った戦友たちの心の中に癒しがたい苦悶を残している。
追悼式では、全国各地からの数百人の退役軍人が、北方国境の防衛闘争の困難な年月を共に想い起し、かつての戦場を再訪し、第356師団の退役軍人である音楽家チュオン・クイ・ハイの歌「戦友よ、ここに帰ってきた」を朗唱した。
同日、北方国境の防衛戦争で犠牲となった1700人余りの烈士の遺骨を合葬しているヴィスエン県烈士共同墓地において、第356師団の退役軍人たちは英雄烈士の追悼式を催した。
英雄烈士の英霊を前に、第356師団の退役軍人たちと英雄烈士の多数の母親・妻は1分間の黙とうを捧げ、それぞれの烈士の墓前に詣で、祖国の北方国境を守る戦闘において果敢に犠牲となった子供たちの功績を偲び追悼するために線香を手向けた。
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( 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 )
( 記事ID:2742 )