第14期国会第１会期のマージンで、メディアからのインタビューに答え、ブイ・シー・ロイ国会議員は、人事再編後の政府の活動を高く評価した。（訳注：現在の政府閣僚は、2016年３月の第13期国会最終会期で選出された。）
　党書記長が、ブー・フイ・ホアン前商工大臣について違反の兆候が見られた場合、これを監査するよう要請したことについて、ロイ議員は、引退しているとしても、いかなる者も処分されねばならず、国民に向け公平性を確保しなければならない」と語った。

質問「人事再編後、政府は実質的な活動に入っている。議員はこれをどう評価するか」

ロイ議員「この間、政府はドイモイ精神を以て、企業、国民のため問題点を解決し、経済・社会発展を推進してきた。
　各部門の司令塔も自らの若い力を発揮してきた。彼らは、組織運営にあたり専門性、能力、実質性があり、創造性もあり、高い決意をもっている。しかし、この３か月間ではどの部門の司令塔であってもこれを評価するには十分でなく、また能力を発揮することもできなかった」

質問「それでは、政府首相はいかがか」

ロイ議員「政府首相も非常に決然として運営指導を行っており、草の根レベルを把握し、企業および国民の声に耳を傾けている。指導に際し、首相は、各種法規範文書の交付を遅らせてはならないことを求めている。他方、各種法規範文書であっても企業、国民に問題や障害を引き起こすようなものであれば、解決されねばならない。
　しかし、直ちに解決されるものではなく、時間を要する問題もある。そのため、政府閣僚はしっかりと協議を行い、解決策を見出さねばならない。
　国家に対し、今日我々は、法体系が如何にして政策枠組を改善し法律の制度を解決できるかとの問題に直面していることから、憲法との足並みを揃え、統一性を確保し、これを遵守しなければならず、特に、人権と公民の基本的義務及び権利に配慮しなければならない」

質問「最近、世論はヴー・フイ・ホアン前商工大臣に関連する問題に関心を持っているが、第14期国会は各省庁・部門に対し、どのように監査活動を実施しなければならないと考えるか」

ロイ議員「自分はこの問題は第13期国会の責任であると考える。（第13期国会任期の）長い間、我々は監査活動、フォローを行ってきたが、この問題を発見することができなかったのはなぜだろうか。仮に我々がこの問題を発見していたら、直ちに処理し、現在のような状況を引き起こすことはなかっただろう。
　しかし、我々は、過ちがあれば聖域を設けることなくすべて処分するとの党、国会、政府の考えを信頼している。すなわち、違反を犯した者は、既に引退しているとしても処分されねばならないということだ。このことは国民に公平感を表している。
　これは、第14期国会にとっての教訓となるだろう。国会の機能と任務における課題は、立法であり、重要問題の決定であるが、非常に重要なことは監査である。自分は、国家が管理、監査・検査の役割を強化し、誠実でなければならないと考える」

質問「組織運営、管理の脆弱な機関は、自らの担当分野の発展にいかなる影響を及ぼすと思うか」

ロイ議員「組織運営の問題に属する違反は、一国の経済成長・経済発展に影響を及ぼすような問題ではない。しかし、明らかなことは、人事がきちんと行われなければ、自らの担当分野の発展に影響を及ぼすだろうということである」

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（ 翻訳者:メディア翻訳ベトナム語班 ）
（ 記事ID:2773 )