ジョコウィ、独立記念日の慣例を変革・国旗は大統領官邸から独立記念塔をパレード
2016年08月15日付 Kompas 紙
2015年8月17日、大統領官邸でのインドネシア共和国第70回独立記念日式典において紅白旗を掲揚する国旗掲揚隊
ジャカルタ、KOMPAS.com配信
「国旗・ブンデラ・プサカ(*註1)」は2016年8月17日、インドネシア共和国の71回目の独立記念日に、例年と異なる扱いを受けるだろう。
「今年2016年の8月17日には、『ブンデラ・プサカ』は独立記念塔(モナス)から大統領官邸まで行進するだろう」とダルマンシャ・ジュマラ大統領秘書室長はさる8月11日に大統領官邸にて述べた。
例年の独立記念式典では、「ブンデラ・プサカ」は式典中、大統領の前に設置されるのみだった。しかし、今年はこの伝統が変革される。この変革のアイデアは、ジョコ大統領によってもたらされた。
ジュマラ大統領秘書室長は、ジョコ大統領は、国のシンボルである国旗を、人々が直接見て、敬意を払う対象にしたいのだと語った。
「通常、敬意の対象というものは式典によって作られる。それこそが式典の意義だ」と同室長は述べた。
前述の国旗掲揚パレードは、一般市民も直接見ることができる。
官邸での独立記念式典の準備は、現時点で75%に達している。来る8月13・14・15日には、式典の完成度をさらに上げるため、衣装を着けての最終リハーサルが執り行われる。
*註釈1 1945年8月17日の独立宣言時に掲げられた、最初の国旗。独立記念日に大統領官邸前に掲揚されるが、現在はレプリカが用いられる。
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( 翻訳者:杉山比呂美 )
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