10月５日、党中央本部において、ディン・テー・フイン党書記局常務（党政治局員）が洪小勇在越中国大使の表敬を受けた。
　会見で、フイン書記局常務は、これまでの越中関係の前向きな成果を高く評価し、平和、独立、自立、多様化、多角化、主体的、積極的な国際統合の外交政策に基づいて、ベトナム人民、国家、党は、常に越中間の包括的な戦略的協力パートナーシップ、友好関係を重視し、強化していることを強調した。
　フイン書記局常務は、洪大使が、友好の懸け橋としての役割をより一層発揮し、ベトナムの各友好団体と効果的に連携し、越中関係の強化に寄与することを期待すると述べた。
　フイン書記局常務は、越中双方がハイレベルの交流を引き続き強化し、各種の協力分野を進展させ実質的な効果を上げ、民間交流を推進するよう要請した。
　フイン党書記局常務は、南シナ海における平和と安定を維持し、緊張を高め、係争を複雑かつ拡大させるような一方的な行動を行わず、南シナ海における関係国の行動宣言（ＤＯＣ）を厳格に、十分に、かつ効果的に実施し、早期に南シナ海行動規範（ＣＯＣ）を策定して、国際法に見合ったかたちで平和的手段によって係争を解決することは必要不可欠であると強調した。
　洪大使は、フイン党書記局常務に面会の時間を設けていただいたことに謝意を表し、ベトナム共産党の指導の下、ベトナムの国民が、引き続きより一層大きな成果を勝ち得ることを祈念すると述べた。
　洪大使は、中国の党、国家、人民が、ベトナムとの関係をより重視していると述べ、ベトナム側とともに、ハイレベル交流を維持し、各分野での実質的な協力を推進して、今後、包括的戦略的協力パートナーシップを健全かつ安定的に発展させていくことに期待を表明した。

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（ 翻訳者:樋口由里子 ）
（ 記事ID:2855 )