越中両国海軍間の協力・交流を強化
2016年10月24日付 VietnamPlus 紙
カムラン国際港に寄港した中国海軍の艦船
カムラン国際港に寄港した中国海軍の艦船

 10月22日から26日まで中国海軍の湘潭、船山、巣湖3隻の艦船がカムラン国際港に寄港するにあたり、10月24日午後、ニャチャン市にて、カインホア省人民委員会指導部は、中国人民解放軍の海軍艦隊による代表団の表敬を受けた。
 会見において、カインホア省人民委員会のグエン・ズイ・バック副委員長は、近年の社会経済の発展状況やこの地方の文化について紹介し、カインホア省の海の街ニャチャン市は中国からの客人にとって理想的な目的地の1つであると強調した。
 今年年初からの9か月間には、40万人以上の中国からの観光客がバカンスや観光のためニャチャン市を訪れている。
 加えて、カインホア省は水産業や軽工業の生産において大きなポテンシャルを秘めた土地であり、同省の企業と中国の各パートナー間の輸出入額は引き続き増加している。
 また、バック副委員長は、今年3月に開港されたカムラン国際港は世界各国と平和、友好、協力するとの精神のもと、国内外の軍艦、民用船向けの航行サービス、技術的修理サービスを供給する役割を持つと述べた。
 中国東海艦隊副参謀長の王紅理大佐は、中国海軍がカムラン国際港に寄港するのは初めてのことであると述べた。
 今回の訪問は、越中両国海軍が一層協力、交流を強化し、理解を深め、中越善隣友好関係の緊密化に貢献するものである。
 今回のベトナム滞在中、750名近くの中国人民解放軍の海軍士官や乗組員はニャチャン市の海軍学院を訪問し、カムラン市内のカムラン小学校を訪問して記念品を贈呈し、また第4海軍区の士官・兵士とスポーツ交流を行った。

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( 翻訳者:一橋弘人 )
( 記事ID:2931 )