ヤマハがタインホア省とタイニン省で2万2,000個のヘルメットを寄贈
2016年11月26日付 VietnamPlus 紙
子供のためにヘルメットをかぶるように呼びかける児童、保護者、教員、地域の人々など約4000人のパレード
ヤマハモーターベトナム(YMVN)は、国家交通安全委員会と連携して「2016ヤマハヘルメット寄贈-ヘルメットをかぶって一緒に行こう」キャンペーンを引き続き開始した。そして、本日(11月26日)から12月4日にかけてタインホア省とタイニン省の子供たちに基準を満たした2万2000個近くのヘルメットを寄贈する。
このキャンペーンは、2003年から行われている「次世代のために共に力を合わせよう」ヤマハプレゼント寄贈年次コミュニティ活動と、「2015ヤマハヘルメット寄贈-私には夢があるから」キャンペーンの成功を基盤にして実施されるものである。
今年のキャンペーンは、「ヘルメットをかぶって一緒に行こう」というメッセージとともに、実質的な活動をさらに増やし、児童の積極的な相互影響や交通に参加する際にヘルメットを着用する習慣を自発的に身につけることを奨励する。例えば、ヘルメットの描写や装飾コンテスト、ヘルメット装着を呼びかけるスローガン創造コンテスト、[装飾された]ヘルメット・絵・新しいスローガンを公園や動物園のイメージを模倣して展示した展覧会、交通安全の冊子のプレゼントなどが行われる。
ヤマハモーターベトナムの矢野剛社長は、この催しの意義を説明し、「コミュニティの発展を伴うビジネスの発展という方針のもと、わが社は、ベトナム市場に参入したこの18年間、コミュニティのための各活動に力を入れて継続して実施してきたことを、誇りに思う」とした。
矢野剛社長はこのように言う。「ヤマハの『将来の世代のために共に力を合わせよう』プレゼント寄贈キャンペーン」は、子供たちの交通安全にもっと関心を持つようコミュニティに呼びかけるわが社の努力が、はっきりと証明された形です。このキャンペーンを通じて、保護者は子供にヘルメットをかぶらせることがいかに重要かを認識できます。子供たちも、大人と道路を走る時に自分で意識し、自分を守るために真面目に行動します。そのことが子供の交通事故減少に役立つのです」
保健省の統計によると、ベトナムでは毎年、約1,900人もの0 歳〜19 歳の子供が交通事故により亡くなっている。特に、そのうち50%はヘルメットをかぶっていなかったことによる頭蓋骨損傷だ。交通事故がもたらす影響は深刻で、長期に及び、子供の生活や将来に大きく影響する。
WHO[世界保健機関]の発表によると、道路を走る時にヘルメットを正しくかぶることで頭部損傷の危険が69%下がり、死亡の危険が42%下がるとのこと。そのため、子供が道路を走る時にヘルメットをかぶることは必須である。
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( 翻訳者:石前亜希、松本美里 )
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